タイトル | 穂発芽耐性に優れ、かび毒汚染の少ないパン用春まき小麦「北見春67号」 |
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担当機関 | 北見農業試験場 |
研究期間 | 1994~2006 |
研究担当者 |
吉村康弘 中道浩司 小林 聡 西村 努 池永充伸 佐藤奈奈 佐藤導謙 荒木和哉 柳沢 朗 今 友親 吉田俊幸 土屋俊雄 白井滋久 鈴木孝子 白井和栄 奥村 理 |
発行年度 | 2006 |
要約 | 「北見春67号」は「ハルユタカ」、「春よ恋」に比べ穂発芽耐性が優れ、赤かび病菌による子実中デオキシニバレノール濃度が低い。収量は「ハルユタカ」より多く、「春よ恋」並かやや多い。製パン性は「ハルユタカ」より優れる。 |
キーワード | 春まき小麦、穂発芽耐性、デオキシニバレノール、多収、大粒、製パン性 |
背景・ねらい | 春まき小麦は、国産パン用小麦に対する需要の高まりもあって、作付面積が近年増加傾向にあるが、穂発芽や赤かび病の多発、およびこれら被害粒混入による規格外の発生などの生産不安定要因は解消されていない。2002年に赤かび病菌の産生するかび毒の一種であるデオキシニバレノール(DON)について暫定基準値(1.1ppm)が定められ、これを超える生産物の流通ができなくなった。また、登熟期が高温に推移する地域では、細麦が発生しやすく、粒厚選別時の歩留の低下や落等につながっている。これらのことから、春まき小麦の安定生産のためには、穂発芽耐性に優れ、子実のDON汚染が少ない大粒品種の普及が重要となっている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 病害虫 小麦 抵抗性 品種 防除 |