タイトル | 温暖地における穂発芽極難コムギ系統の安定した評価法の確立 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 |
研究期間 | 2002~2008 |
研究担当者 |
松中 仁 小田俊介 藤田雅也 関 昌子 乙部千雅子 吉岡藤治 八田浩一 久保堅司 河田尚之 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 熟期にコムギの穂を採取し、室内で25℃4週間経過後に、穂発芽程度を調査することで,安定して穂発芽極難系統を評価することができる。 |
キーワード | コムギ、穂発芽耐性、穂発芽極難、低アミロ耐性 |
背景・ねらい | 熟期に降雨が多い日本のコムギ生産現場では穂発芽の被害に遭いやすいため、より穂発芽耐性が優れた品種の育成が望まれている。しかし、これまで温暖地においては穂発芽性「極難」であるゼンコウジコムギ並の品種は育成されてこなかった。一方、北海道においては、成熟期に採取した穂を乾燥後脱粒し、従来よりも低温の10℃で発芽試験を行い、穂発芽性を判定することで、穂発芽性「極難」のOS21-5(長内氏育成:Tordo/ゼンコウジコムギ)や北系1802(北見農試育成:北系1616(後の「きたもえ」)/ニシカゼコムギ)が育成されている。そこで、温暖地においても、穂発芽性「極難」品種を育成するためには、これまでの評価法では判別が不明瞭であった穂発芽性「難」と「極難」を明確に判定でき、判定作業が育種事業での収穫作業の忙しい時期と重ならない新たな評価法を確立する必要がある。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
図表6 | ![]() |
図表7 | ![]() |
図表8 | ![]() |
カテゴリ | 育種 乾燥 評価法 品種 |