タイトル | 耕うん同時畝立て播種はオオムギの越冬後の湿害を軽減する |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2008~2011 |
研究担当者 |
池永幸子 細川 寿 足立一日出 大野智史 関 正裕 |
発行年度 | 2011 |
要約 | オオムギの耕うん同時畝立て播種は、慣行の畝を立てない散播と比較すると、越冬後の畝上部の土壌粗間隙率が高く維持されること、純同化率を高く維持することで個体群生長速度が高くなることから、越冬後の湿害を軽減し、積雪地域での増収が期待できる。 |
キーワード | オオムギ、耕うん同時畝立て播種技術、湿害軽減、成長解析、土壌粗間隙率 |
背景・ねらい | 北陸研究センターで開発された耕うん同時畝立て播種技術は、ダイズの出芽時の湿害を軽減し、苗立ちを安定させることが明らかになっている(2003、2006、2007年度成果情報)。積雪地域のオオムギ栽培は、重粘な水田で畝を立てない散播で行われており、春季の融雪水が大量に発生することから、安定した収量を得るには湿害の軽減が重要である。現在、湿害軽減、増収効果を期待して同技術のムギ類への普及が進んでいる。そこで、積雪地域において耕うん同時畝立て播種技術がオオムギの生育・収量に及ぼす影響を検討し、増収要因を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2011/111b2_10_05.html |
カテゴリ | 大麦 害虫 湿害 水田 大豆 播種 |