タイトル | レトロトランスポゾン挿入多型に基づくニホンナシの品種特異的DNAマーカー |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2008~2012 |
研究担当者 |
山本俊哉 金 會澤 寺上伸吾 西谷千佳子 片寄裕一 澤村 豊 齋藤寿広 |
発行年度 | 2012 |
要約 | レトロトランスポゾン配列および隣接するナシのゲノム配列から開発した22種類のレトロトランスポゾン挿入多型マーカーのうち、3種類を利用して「豊水」を他の品種から識別することができ、ニホンナシ品種特異的DNAマーカーが作成可能である。 |
キーワード | ニホンナシ、レトロトランスポゾン、DNA品種識別、品種特異的DNAマーカー |
背景・ねらい | レトロトランスポゾンは可動遺伝因子の一種であり、多くの真核生物組織のゲノム内に普遍的に存在する。自分自身をRNAに複写した後、逆転写酵素によってDNAに複写されてから新たな場所に挿入することで転移する。ゲノム中に散在し、コピー数が多く、また転移してゲノムに挿入された後に安定に保持されるので、品種特異的なDNAマーカーやゲノムワイドなDNAマーカーを作成するための候補配列として着目されている。 次世代シーケンサ解析で得たニホンナシ品種「豊水」の塩基配列データを基に、レトロトランスポゾン配列および隣接するナシのゲノム配列から、レトロトランスポゾン挿入多型に基づくマーカーを作成することにより、品種特異的DNAマーカーの開発を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2012/142g0_02_18.html |
カテゴリ | データベース DNAマーカー 品種 |