タイトル | わが国周辺の家畜のアルボウイルスの蔓延状況を八重山諸島で把握できる |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 |
研究期間 | 2013~2016 |
研究担当者 |
加藤友子 梁瀬徹 鈴木萌美 片桐慶人 池宮城一文 高吉克典 白藤浩明 大橋誠一 吉田和生 山川睦 津田知幸 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 家畜のアルボウイルスは、毎年、夏期に海外から侵入し、異常産や熱性疾患の流行を起こす。わが国の南西端に位置する八重山諸島において、牛での抗体調査およびウイルス分離を行うことにより、わが国周辺のウイルスの蔓延状況を把握することができる。 |
キーワード | 牛、アルボウイルス、異常産、モニタリング、予察、媒介節足動物 |
背景・ねらい | わが国では、蚊やヌカカが媒介するアルボウイルスにより、牛の異常産や熱性疾患の流行が頻発している。アルボウイルスは、常在地である低緯度地域から、毎年夏期に、媒介節足動物とともに国内に侵入すると考えられている。しかし、わが国の周辺地域では蔓延状況に関する調査は十分に行われておらず、疾病の発生を事前に予測することは困難である。八重山諸島はわが国の南西端に位置するため、ウイルスの常在地に近接し、侵入リスクが高いと考えられる(図)。毎年、同地域で牛の抗体保有状況や牛の血液からのウイルス分離により、アルボウイルスの侵入状況を監視し、早期に侵入を検知することにより、周辺地域の蔓延状況を推定し、アルボウイルス感染症発生の予測や効率的な防疫体制の構築に寄与できる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/niah/2016/niah16_s17.html |
カテゴリ | 病害虫 モニタリング |