摘要 難防除病害に対する殺菌剤の特性に関する基礎研究ではナシ黒星病に対してユニックスZ水和剤及び同顆粒水和剤は生育期の小発条件下での5回散布で効果があった。またブドウのべと病に対して、オキシンドーフ...
摘要 BT剤ガードジェット水和剤はリンゴのマイマイガ3齢(一部4齢)幼虫に対して遅効的だが効果があった。難防除害虫に対する試験結果では、0831水和剤顆粒はモモのモモハモグリガに対して優れた効果が見...
カンキツ類のフラボノイド新機能成分育種における選抜法の開発(5)
摘要 カンキツの主要な機能性成分の1つであるフラボノイドについて、その生合成に関与する酵素遺伝子を単離、解析し、遺伝マーカー化するため、8年度は、基幹酵素であるカルコン合成酵素、カルコンイソメラーゼ...
Phomopsis属菌による果樹病害の検出技術の開発(197)
摘要 果樹寄生性Phomopsis属菌の類縁関係を明らかにするため、日本各地より本属菌を収集・分離した後、分生子の大きさ及びコロニー形態を比較した。モモ、ナシ、リンゴの各分離株は形態的に区別はつかな...
カンキツ類のフラボノイド新機能成分育種における選抜法の開発(5)
摘要 バンレンシアオレンジの幼胚から作成したライブラリー198クローンを解析した結果、1つのクローンの塩基配列が、フラボノイド代謝系のフラバノン3-ヒドロキシラーゼ(F3H)と極めて高いホモロジーを...
果実における酸化・還元成分の微量迅速測定法の確立とそれら成分の機能特性の解明
摘要 カンキツ類に含まれる抗酸化成分の検索を行うために、リポキシゲナーゼを用いてリノール酸の酸化度をβ-カロチンの吸光度の減少から測定する方法を確立した。また、この測定法を微量・迅速化し、カンキツに...
ブドウ,カキ,カンキツにおけるアザミウマ類の発生生態(270)
摘要 黄色平板トラップへの初飛来は各樹種とも5月4半旬以前にはほとんど見られないが、温州みかんでやや早い。5月末~6月始めの第1回の捕獲ピークから始り、10月始めまで5~6回の捕獲ピークが見られる。...
摘要 リンゴ黒点病に対してスコア水和剤は発病果率を抑え、ナシ白紋羽病に対してフロンサイドSCは根の発病を抑え、ナシの黒星病に対してホシカット水和剤は発葉病率が低く、カキ炭そ病に対してパスポートフロア...
ブドウ,カキ,カンキツにおけるアザミウマ類の発生生態(276)
摘要 初飛来はサンゴジュ,カンキツで5月第4半旬,カキ,ブドウで5月第5半旬であった.サンゴジュの第1回捕獲ピ-クは5月第6半旬であり,7月までは例年よりもやや多く推移,次のピ-クはこれまでになく早...