強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(93)
摘要 アキノエノコログサの国内及び韓国で採取した43集団並びに外来の5集団について、外部形態及び除草剤感受性を比較した。国内12集団は出穂時に匍匐タイプであったが、他は全て直立タイプであった。アトラジン...
摘要 造成面で実用化のめどがついたオオクサキビーライグラス草地において、効果的な維持管理、更新法を検討した。自然下種個体を利用するオオクサキビ草地の簡易更新にあたっては、オオクサキビ自然下種個体の雑...
強害帰化植物の侵入・定着・拡散機構の解明と動向予測(110)
摘要 輸入飼料への雑草種子混入状況を輸入港及び搬入農家段階で調査した結果、飼料の種類、産地を問わず多種類の雑草種子が含まれていた。これらの雑草種子を発芽させ同定したところ、イチビ、オオクサキビ、ヒユ...
摘要 自然落下種子から発芽したオオクサキビ個体の定着により、更新2年目においても夏期(7月~9月)にオオクサキビ優占の草地が確立され、夏期の牧養力は430CD/haに上り、更新直後の6年の値(454...
摘要 オオクサキビの密度が少なく、生産力の低下した草地において、アトラジン処理と地表処理とを組合せた無播種更新を行った。その結果、オオクサキビの自然下種個体の定着には、アトラジン散布による雑草との競...
摘要 本年度は夏期の低温、長雨、日照不足の影響を受け、イタリアンライグラスは7月下旬まで良好な生育を示し、一方、オオクサキビは夏の期間を通じて生育不良で、ほとんど草量に貢献しなかった。利用5年目の導...