摘要 アブラムシ伝染性ウイルス病「オオムギ黄萎病」被害程度の品種間差異を調べるとともに、圃場における診断精度向上のために、病徴観察とELISA診断を行った。(1)日本内外のオオムギ39品種の幼苗にア...
摘要 オオムギ属野生種14種・亞種45系統、ライムギ4品種の特性を調査し、育種母材としての有効性について検討した。その結果、直接交配母本としての利用が難しく、新しい雑種作出法を検討する必要があると判...
摘要 成熟期後の稈の中折れを防ぎ、収穫適期幅の拡大、安定多収化を図るため中折れ耐性品種を育成する。今年度は前年度に選定した品種の中折れ耐性を確認し、交配母本として並性六条皮麦のはがねむぎ、べんけいむ...
摘要 安定多収早生裸麦品種を効率的に育成するため、出穂特性の一つである播性(低温要求性)の検定法について検討した。従来の播性検定法は手間がかかる上に、気象条件や各種障害の影響を受けやすく、安定した結...
摘要 ジ-ンバンク事業の一環として裸麦の特性をデ-タベ-ス化するため、国内外の裸麦100品種と標準品種27を供試し、一次形質23、二次形質6、計29形質と20品種の三次形質を調査してデ-タを生物研へ...
酵素結合抗体法(ELISA法)による大麦縞萎縮病抵抗性簡易検定技術(59)
摘要 大麦縞萎縮病抵抗性品種を効率よく育成するため、約70品種の抵抗性程度と耐性程度を常発圃場で2年間にわたって調べた。その結果、(1)裸麦連作圃場では白麦6号を除く日本の六条皮麦は全く発病しなかっ...
裸麦のアミノ酸組成とアミロ-ス含有率の育種的改善による新品種の育成(58)
摘要 裸麦の低アミロース化や高リジン化等により、新用途向けの高加工適性・高嗜好性・高栄養裸麦を育成する。そのため、(1)オオムギにおけるアミロース及びリジンの定量法の確立、品種間変異の解明及び優良な...
摘要 作物育種推進基本計画の一環として温暖地・暖地向の高品質・高収量裸麦品種を育成するため、早生・良質・強稈・耐病性・耐黄化症を主要育種目標として69組合せの交配を行った。F1は温室で世代促進を行い...
酵素結合抗体法(ELISA法)による大麦縞委縮病抵抗性簡易検定技術(73)