摘要 シクラメン炭そ病における品種感受性と炭そ病菌の初期感染行動について検討した。接種により品種Bー2は葉に病斑を形成して感受性を、品種ビクトリアは病斑を形成せず、高度の抵抗性を示した。ただし、感受...
摘要 レタス腐敗病は高冷地で多発し甚大な被害を与えているが、十分な防除法がないため抵抗性品種の育成が待たれている。病原細菌は、病徴発現に密接に関係する植物毒素・チコリンを産生するので、本毒素を利用し...
摘要 純寄生菌であるウリ科野菜のうどんこ病菌の簡易な長期保存法をカボチャ菌について検討した。病原菌の活性は、ガラスびん内で準無菌的に育成したキュウリ苗に接種し、その発病を調べることによって検定した。...
摘要 近年、フザリウム菌に起因する重要病害のトマト萎ちょう病に対する抵抗性品種が多数育成されているが、その抵抗性の発現機構については明らかにされていない。また、これらの抵抗性品種を侵す病原菌系統の発...
摘要 本病の被害は,これまで抵抗性品種の利用によりあまり問題となっていなかった.しかし,近年,東北地域の主産地で,この抵抗性品種が罹病化し,その対応が要望された.そこで,本病原菌の病原性の分化(レー...