摘要 レタス根腐病菌の系統を分類し、対応する抵抗性素材を検索して、抵抗性品種育成の基礎資料とする。12年度は、各地から得られた菌株のレタス品種に対する病原性を接種によって検討した。菌株の病原性は,お...
揮発性静菌物質生産糸状菌による野菜地上部病害制御技術の開発(59)
摘要 パセリうどんこ病は登録農薬がほとんど無いことや抵抗性品種がないことなどから防除が困難となっている。平成111年度までの研究において、ペンチルフルアルデヒドを生産する糸状菌Kyu-W63を選抜し、その揮発...
摘要 疫病に対する抵抗性の機作を解明して、抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ようとした。ピ-マンの疫病抵抗性品種SCM334の葉に疫病菌の遊走子を接種した場合、罹病品種カリフォルニアワンダーよりも遅れて...
レタス根腐病における抵抗性遺伝子の探索と病原菌との相互関係の解明
摘要 根腐病に対する抵抗性遺伝子の探索および病原菌との相互関係を解明するため、レタスの抵抗性素材を探索するとともに、病原菌の病原性を類別し分化現象を明らかにする。病原菌については、遺伝子解析等によっ...
摘要 トマト葉かび病の防除には抵抗性品種の利用が有効であるが、葉かび病菌には寄生性の分化したレースが存在することから、抵抗性品種の育成・普及を行う上で、葉かび病菌のレース分布の実態を把握することは、...
施設野菜における環境保全型防除資材の効果的利用のための相互干渉作用の解明
摘要 施設野菜(トマト)の病害虫防除資材を効果的に利用するために生物資材同士の相互干渉作用を検討した。天敵ナミテントウとタイリクヒメハナカメムシは、相互の捕食は認められず、両種の同一ハウス内での放飼...
摘要 ワタアブラムシは多くの植物に寄生するが、いくつかのバイオタイプの存在が知られている。また、近年は薬剤抵抗性の系統も多く出現している。寄生性はバイオタイプに異なり、圃場では寄主植物によって増殖力...
摘要 ミカンキイロアザミウマは果菜類、花き類の重要害虫であり、寄主範囲が極めて広く、防除が困難である。その栄養生理を解明し、抵抗性品種育成の基礎資料を得ようとする。薄膜フィルムを用いた合成飼料による...
摘要 ミカンキイロアザミウマの防除体系を確立するため、低温・高温等の環境耐性を解明し、個体群管理モデルを作成する。高温耐性は弱く、45℃では1時間以内で全てが死亡する。また、毎日1時間が40℃を越える...
トマトフザリウム病抵抗性品種における抵抗性の発現機構の解明(46)
摘要 萎ちょう病菌に対する抵抗性は、発芽時には抵抗性品種と罹病性品種で差異がなかった。萎ちょう病菌を根に接種した場合には、罹病性品種では菌が植物体内を移行し、頂芽まで達した。維管束褐変も菌の移行に従...
摘要 葉かび病の防除には抵抗性品種の利用が有効であるが、本病菌の全国的なレース分布は明らかでない。そこで、抵抗性の普及や育種のための基礎知見を得るため、全国各地から採集した病菌についてレース検定を行...
トマトフザリウム病抵抗性品種における抵抗性の発現機構の解明(58)
摘要 3葉期のトマト苗を供試して、萎ちょう病菌レース1に抵抗性の品種‘秋玉’および罹病性品種‘ポンデローザ’への病原菌の移行を調べた。根を切断してレース1を接種し、茎からの病原菌の分離状況と維管束の褐変...
摘要 葉かび病はトマトの重要病害の一つであって、近年発生が増加傾向にあり、被害が問題になっている。本病の防除には抵抗性品種の利用が有効であるが、抵抗性品種の育成および普及を行う上で、産地に分布してい...
トマトフザリウム病抵抗性品種における抵抗性の発現機構の解明(47)
摘要 3葉期のトマト苗を用い、萎ちょう病菌を接種した後に培土に植えた場合の抵抗性品種と罹病性品種への病菌の移行を調べた。罹病性品種のポンデローザでは接種4日後から病菌の移行が認められ、10日後にはほ...
摘要 萎凋病は、抵抗性品種の栽培により被害が減少傾向にあるが、全国的に発生が多く、カーネーションの安定生産を阻害する重要病害である。本病菌には8つのレースが知られており、世界的には多くの品種を侵すレ...
摘要 露地栽培の夏秋野菜における病害の発生実態を明らかにし、防除法や抵抗性品種の開発に資する。8年度はニンジンおよびホウレンソウを栽培し、問題となる病害を調べた。ニンジンでは、生育初期に苗立枯、生育...
摘要 多犯性菌Verticillium dahliaeが引き起こすイチゴ萎ちょう病では、品種抵抗性の評価法が確立されておらず、病原菌の病原性分化も未確認である。本研究では、品種抵抗性の発現機構を病原...
トマトフザリウム病抵抗性品種における抵抗性の発現機構の解明(236)
摘要 トマトのフザリウム病抵抗性品種における抵抗性発現の機構を解明するため、7年度は病原菌(レース1)に対する抵抗性および罹病性品種の植物体内への病原菌の侵入程度の差異を調べた。3葉期苗の根に病原菌...
摘要 水田における省力・高付加価値露地生産システムの構築を目指して、キャベツ・ブロッコリーの機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・...
トマトフザリウム病抵抗性品種における抵抗性の発現機構の解明(245)
摘要 トマト萎ちょう病抵抗性品種と罹病性品種の病原菌に対する反応を病徴の発現状況によって調べた。抵抗性品種‘桃太郎’と罹病性品種‘福寿2号’の葉における反応には差異がなかった。根を切断した苗においては、...