パン・中華めん用等の硬質小麦新品種の高品質栽培技術の実証試験
摘要 パン用品種育成を目標とした交配組合せから、耐雪性に優れた「北海264号」、耐穂発芽性に優れた「勝系123号」、「勝系128号」、「勝系136号」を開発した。 「北海262号」の収量・蛋白質含量の潜在能力を検...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 、 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立、 1) ふじの「こうあ部裂開」の発生要因解明と防止法の確立、 (1) 発生要因の解明
摘要 目的:こうあ部裂開の発生に関与する気象要因を明らかにする。、、成果:2009年の内部裂果発生は7月のまとまった降雨に伴って、7月中旬から8月中旬にかけて果実がより旺盛に肥大したことにより誘発された...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 、 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立、 1) ふじの「こうあ部裂開」の発生要因解明と防止法の確立、 (1) 発生要因の解明
摘要 目的:こうあ部裂開の発生に関与する気象要因を明らかにする。、、成果:2008年は、開花が早まり果実生育期間が長かったこと、8月中・下旬にまとまった降雨があったことから、内部裂果の発生が増加した。そ...
摘要 目的:こうあ部裂開の発生に関与する気象要因を明らかにする。、、成果:1999年~2007年のデータから、満開61日~120日の降水量と満開後約175日の外部裂果発生率との間には極めて高い正の相関があった。2006...
2 高品質栽培技術と収穫果の品質管理技術の開発 (1) ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 1) ふじの「こうあ部裂開」の発生要因解明と防止法の確立 (i) 発生実態調査
摘要 目的:着色系統間における外部裂果の差異を確認し、要因解明と防止法確立のための基礎資料とする。 成果:前年と同様に、青森県りんご協会が選抜した系統(協会選抜)は三島系や長ふ6号より外部裂果がすくな...
摘要 目的:こうあ部裂開の発生に関与する要因を探り、発生にメカニズム解明の基礎資料を収集する。ここでは降水量との関係を検討する。 成果:1999年~2006年のデータから、満開81日~130日の積算降水量と収穫時...
摘要 目的:果実肥大が裂開発生に及ぼす影響を明らかにする。 成果:裂果の横径肥大量は満開84日~94日で健全果より上回り、内部裂果が発生した時期と重なっていた。収穫時の果実の大きさよりこの時期の肥大量が...
摘要 目的:被袋処理はこうあ部裂開を軽減させるが、その機構を明らかにする。 成果:被袋処理によるこうあ部裂開軽減効果は果皮の柔軟性を増加させることによるものと示唆され、その機構はリンゴエクスパンシン...
摘要 目的:着果部位で裂開発生が異なることが観察されるので、樹体の水分ポテンシャルとの関係を検討する。 成果:降雨後、樹幹内部の水ポテンシャルと果実の肥大量は樹冠外部より高まり、収穫時の裂果発生率も...
摘要 目的:こうあ部裂開は樹勢の強い樹で発生が多い傾向があるので、環状はく皮による軽減効果を検討する。 成果:6月上旬の環状はく皮は8~9月の果実肥大量が無処理より低下し、こうあ部裂開の軽減効果がみられ...
摘要 目的:こうあ部裂開は夏場の多雨で発生が多い傾向があるので、黒ポリマルチ、敷きわらによる軽減効果を検討する。 成果:両者とも周囲からの水の流入があり、軽減効果は明らかでなかった。
摘要 i)大麦の閉花性遺伝子の単離のため、稲のDNA情報などを利用して、新たなDNAマーカーを開発し、閉花性遺伝子近傍の精密遺伝子マップを作製した。ii)小麦閉花性については、大麦閉花性の頴花でみられた鱗被の...