| 課題名 | 畜産由来の温室効果ガス制御技術の高度化と家畜生産の温暖化適応技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2011017593 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,畜産環境 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,畜産草地 |
| 協力分担関係 |
北海道大学・大学院農学研究院 出光興産(株) 道総研農業研究本部・根釧農業試験場 道総研農業研究本部・中央農業試験場 道総研農業研究本部・畜産試験場 石川県畜産総合センタ- 岡山県総合畜産センター 熊本県畜産研究所 佐賀県畜産試験場 酪農学園大学 |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 高温環境下における家畜の泌乳生産や受胎率などの向上技術に関しては、a)高温環境下に分娩したホルスタイン種泌乳牛では、分娩前と比較して分娩後には、アスコルビン酸などの複数の血中の酸化ストレス指標の変動から体内の酸化ストレスが亢進していることを明らかにした。b)紫黒米の抗酸化成分は、豚の消化管内で溶出すること、及び酸化ストレスが亢進している暑熱環境下の種雌豚に紫黒米を給与すると、摂食開始1時間後の血漿抗酸化能が有意に上昇し、酸化ストレス低減に有効であることを示した。 精密栄養管理による反すう家畜からのメタン(CH4)排出削減に関しては、カシューナッツ殻液(CNSL)を22%含有する製剤を泌乳後期のホルスタイン種乳牛に給与し、乳量、4%補正乳量、乳脂率、乳蛋白質及び無脂固形物含量に差はなく、CH4産生が約7%有意に減少することを示した。 家畜排せつ物管理起源の温室効果ガス (GHG) 制御に関しては、a)搾乳牛ふん尿の堆積型堆肥化では切り返し直後に一酸化二窒素(N2O)が顕著に発生するが、その原因が表層部に存在する硝酸塩の還元によることを明らかにした。b)豚ぷん堆肥化処理において、亜硝酸酸化促進法によって削減可能なN2Oをアイソトポマー分析で明らかにするとともに、本法で削減できないN2Oも原料分配追加による硝化時期の操作により低減できることを明らかにした。c)低蛋白質飼料給与養豚システム及び慣行養豚システムのGHG発生量の比較LCA(ライフサイクル評価)を行い、アミノ酸製造プロセス等同技術による環境負荷の変化及び繁殖豚・子豚の排せつ物を含めた低蛋白質飼料システムのGHG排出量が約20%小さいことを示した。 |
| カテゴリ | ナッツ 乳牛 繁殖性改善 豚 |