| 課題名 | 地域資源を活用したバイオマス循環利用システムの開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2011017600 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,資源循環工学 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,生産基盤 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,畜産草地 |
| 協力分担関係 |
東京大学生産技術研究所 東北大学 国立環境研究所 京都大学 静岡大学 九州大学 宮崎大学 三和油脂株式会社 沖縄県農業研究センター 沖縄県金武町役場 |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 地域特性に応じたバイオマス利用技術の開発に関しては、a)地域特性に応じたバイオマス利用モデルについて、要素技術のシステム化と各々の実用化水準の評価を行った。b)バイオマスエネルギー利用と温室効果ガス(GHG)発生に関して、ナタネ生産とナタネ油の燃料利用がGHG排出削減に効率的になる条件を示した。c)北関東地域でのバイオマス原料生産システムの構築に関して、ソルガム作付時期と収量の関係や、地油生産で発生する機械圧搾ナタネ油粕を堆肥化する方法と窒素肥効を明らかにした。d)亜熱帯地域での畜産バイオマス利用に関して、シークワーサージュース滓を切返し時に材料に混合することで高窒素濃度の豚ぷん堆肥が生産できること、沖縄の赤土土壌である国頭マージでの家畜ふん堆肥によるソバ生育と収量が向上する理由は資材中のリン酸の肥料効果が大きいことを明らかにした。 バイオマス利活用技術の有効性の検証と地域資源管理と一体的なバイオマス利活用システムの提示に関して、a)関東(千葉県香取市)と南西諸島(沖縄県宮古島市)を対象として、バイオマス利活用の現状と計画の状態をシナリオとして表し、ライフサイクルでのコストと化石エネルギー消費量が20%以上削減できるシナリオを選出し、市町村の担当者向けに「市町村のためのバイオマス活用計画の評価ガイド」としてまとめた。b)メタン発酵消化液の輸送・散布のシミュレーションモデルを開発し、計画策定者の地域に適した輸送・散布計画立案を可能にした。c)メタン発酵消化液、堆肥等の再生資源の利活用における安全性を阻害する重金属や病原性微生物等の要因について、既存の研究成果や知見を収集し体系的な整理し、必要課題を抽出した。 本格的なバイオマスタウン構築につながる地域循環利用システムの設計に関しては、a)バイオマス利活用の施策動向をレビューし、推奨する取組効果を検証するための指標とその算出方法を提示し、市町村の担当者向け手引き書「バイオマスタウンの構築と運営」を作成した。また、千葉県香取市で想定するバイオマス新利用システムがもたらす地域活性化についてとりまとめた。b)農業副産物、資源作物及び木質バイオマスのライフサイクルインベントリ(LCI)データベースを作成するため、関連データを収集し、ユニットプロセスのインベントリを作成した。バックグラウンドプロセスに関するLCIデータベース構築の一環として、肥料、農薬、農業機械について、LCI構築方法が結果に与える影響を示した。c)農業由来バイオマスについて、作物名、残さ部位、収量、残さ回収率等の設定値に基づき、回収される作物残さの含有する潜在エネルギーの推計値を出力するワークシートを試作した。 |
| カテゴリ | 肥料 病害虫 亜熱帯 コスト そば ソルガム データベース なたね 農薬 バイオマスエネルギー 豚 メタン発酵消化液 輸送 |