摘要 伊勢湾、三河における水質の状況を的確に把握し、水質汚濁防止の効果を総合的に検討するための資料を得ることを目的に実施した。 観測は、「平成15年度伊勢湾広域総合水質調査実施要領」に基づき、水質、...
摘要 底泥からの栄養塩溶出を軽減するとともに、浅場造成の中詰め材としての利用を目的として、ヘドロ固化技術を確立する基礎データを得る。 検討項目は、ヘドロ固化による栄養塩の固定、溶出抑制効果、固化物...
摘要 干潟の喪失や水質・底質の悪化により漁場生産力が低下しているため、三河湾において魚介類の産卵育成場となり水質浄化機能を有する干潟・浅場の造成を実施している。本調査は、造成海域の底質や底生生物の...
摘要 赤潮及び苦潮被害の軽減を目的として、伊勢湾、三河湾における赤潮発生状況を取りまとめ、 関係機関に情報伝達した。結果の概要は次のとおり。(1)赤潮平成15年度の赤潮発生件数は38件,延べ291日であった...
摘要 伊勢湾及び三河湾では赤潮や貝毒の発生に伴い、貝類及びノリ養殖への被害が大きな問題となっている。本調査は、赤潮、貝毒原因プランクトンについて適宜調査し、発生メカニズムの解明や、貝類毒化状況監視...
摘要 貝類毒化が漁業に与える影響を軽減するため、毒化原因プランクトンの出現状況にあわせて貝類の毒化を監視した。 麻痺性貝毒については平成15年4, 5月に実施した検査では, 毒化原因プランクトンの出現がわ...
摘要 三河湾では, 麻痺性貝毒原因プランクトンのAlexand-rium tamarense(以下A.tamarense とする。)が頻繁に出現することにともない,アサリの毒化がしばしば発生している。特に, 平成13年以降, プランクトン...
摘要 水質汚濁に係る公害の苦情や陳情等に対して、水質調査等を行って、その処理、解決を図るとともに、水産被害防止対策の基礎資料とすることを目的とする。 本年度、対応処理した件数は4件であった。そのう...
摘要 水質汚濁防止法第15条(常時監視)の規定に基づき,同法第16条(測定計画)により作成された「平成15年度公共用水域水質測定計画」に従い,海域について実施したものである。 「平成15年度公共用水域水質...
摘要 底泥や二枚貝中の有機スズ含有量を調査し、漁場での実態を明らかにする。今年度は、愛知県内の3漁場のアサリについて、有機スズ化合物であるTBTとTPTの含有量について調査した。 平成16年3月に採...
摘要 知多東浜地区及び三河地区を対象に経営実態や漁場環境等の調査を行い、漁場特性強化のための新しいシステム作りの推進を図り、のり養殖業の振興に資することを目的に実施した。 主な調査内容は、(i)経営...
摘要 中部国際空港建設に伴い国庫補助事業の採択要件を満たさない知多北部地区を対象に、経営実態や漁場環境等の調査を行い、新しいのり養殖システムや養殖経営改善のための経営高度化モデルを作成して協業・共...
摘要 知多半島近海水産資源である小女子(コウナゴ)の加工適性が低いものの高付加価値化を目的として魚麹作製技術を開発し、その機能性(ラジカル消去能)の検討及び魚味噌の試作試験を行った。麹菌A. oryzae KB...
摘要 オカラ麹の酵素活性、窒素成分、ラジカル消去能から、試作に適した2種類の麹菌を選択した。オカラ麹を水産物(サワラ)に利用したオカラ麹漬は、味噌漬の約2倍の遊離アミノ酸量を示し、グルタミン酸やアス...
摘要 野菜の微生物菌数の制御と、熟成効果を有する乳酸菌の漬物への利用を検討した。剥皮できない根菜や葉菜の菌数低減化には次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度120mg/L、酢酸1g/Lを含む)、希薄濃度のオゾン水...
摘要 知多半島近海水産資源であるコウナゴの高付加価値化を目的として、魚麹の調製技術を開発した。しかし、魚は蒸煮後でも水分が高く、腐敗微生物が増殖しやすく、現場規模での製麹における微生物対策が課題とし...
摘要 本県は農水産物の生産が盛んであり、漬物業界からはこれらを利用し地域に根ざした漬物の開発が望まれている。そこで本研究では発酵を促進させる水産物と有用微生物を併せて漬物に利用し、水産物のエキス分と...
摘要 陸稲由来のいもち病抵抗性遺伝子の座乗位置をDNAマーカーを用いて特定し、同病抵抗性系統のDNAマーカーによる選抜法を開発する。また、いもち病真性抵抗性遺伝子の同質系統の混植栽培による同病の発病...
摘要 本県河川漁業の主体をなすアユの漁獲量は、昭和60年代の最盛期に比べ、放流量がそれ程変わらないにも関わらず3分の1程度にまで減少している。このため、由来が明確で特性を持った複数の系統種苗を試験放流...
摘要 アユ等河川有用種の増殖、資源維持及び河川生態系の健全な維持を図ることを目的に、次の調査を実施する。(i)アユ等魚類の生産力が低いと言われ、問題となっている河川(巴皮羽布ダム下流、名倉川)につい...