イネとダイズの簡便な高密度水耕栽培法(Single-tube hydroponics)
要約 幼植物体をプラスチックチューブに挿しこんでチューブスタンドに並べ、それごと液体培地に浸漬して水耕栽培を行う。高密度な植物体の配置が可能であり、室内型人工気象機等の限られたスペースでも、より多く...
要約 総合施肥播種機に装着した深耕爪の作用により、土壌物理性が改善され、作土層透水性は向上する。深耕爪はロータリ耕盤層の深さを超える作用深 23cm 以上で耕盤破砕効果が大きく、爪本数では 5 本、...
要約 岡山県の主要品種である「新備中大納言」に「京都大納言」を交配し、大粒かつ収量性に優れ、製あん適性に優れた新品種「岡系1号」を育成した。 キーワード アズキ、大粒、多収、あん加工適性 背景・ねらい ...
餡色が白く加工適性が優れるあずき新品種候補系統「十育146号(きたほたる)」
要約 あずき「十育146号(きたほたる)」は、北海道で栽培可能な白小豆系統で、「ホッカイシロショウズ」より餡色が白く明るい色調で、加工適性が優る。また、成熟期は「ホッカイシロショウズ」と同程度かやや早...
要約 京都府の奨励品種である「京都大納言」に府内で収集した在来種を交配し、アズキモザイクウイルス(ABMV)、キュウリモザイクウイルス(CMV)の両方に強い抵抗性を有し、製あん特性に優れる大納言小豆を育成...
要約 リン酸吸収を菌根に依存しないアーバスキュラー菌根菌非宿主作物の生育は、前作物の影響を受けにくい。一方、宿主作物の生育・収量は宿主作物跡地で優る。しかし、前年に宿主を栽培することによる増収効果に...
高品質あずき優良品種候補系統「十育144号」の選定と栽培特性
要約 あずき「十育144号」は成熟期が早生の晩で、ウイルス病の発生が少なく、種皮色は高温登熟下でも赤味が強く明るく、練りあんなどの加工適性に優れる。また、適正な播種期と栽植密度により品質及び収量が安定...
有機物連年施用がダイズシストセンチュウ密度及び菌寄生卵率に及ぼす影響
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低い。また、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高い。 背景・ねらい ダイズシストセンチュウは...
有機物連年施用によるダイズシストセンチュウ密度の低下と菌寄生卵率の上昇
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低いことを確認した。また、その要因として、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高くなっていること...
Rhizoctonia solaniの新しい菌糸融合群サブグループAG2-3の分類特性
要約 ダイズ葉腐病のRhizoctonia solani担子胞子感染病斑からの菌系は、AG2-1との菌糸融合頻度が高くかつチアミン要求性であり、AG2内の新サブグループにあたる。これをAG2-3とした。本菌系は低湿性で、豆類に対...