要約 主に短梢せん定ブドウを対象とした果実保護ネットは、棚下で簡易に設置できるため、脚立や踏み台などが不要な果実の防鳥獣資材である。本資材により、鳥獣害対策にかかる作業の省力・安全化ならびに高い防鳥...
ジベレリン処理種なしぶどう「デラウェア」、「バッファロー」の垣根栽培新方式
要約 生食用ぶどうの垣根栽培は早期成園化が図られる。栽植4年目までの10a当たり累積収量は棚栽培の約3倍。収量当たりの作業時間は短い。負担が大きい「上向き・腕上げ」姿勢は棚栽培より大幅に少なく、作業姿...
ブドウ欧州系2倍体品種の中梢剪定栽培による着房新梢率と果実品質
要約 欧州系2倍体品種の着房新梢率は品種により異なる。中梢剪定(4~5芽剪定)栽培で果実品質が優れる品種は「マスカット・ビオレ」、「ルーベル・マスカット」、「赤嶺」、「ロザリオ・ビアンコ」である。 キー...
ぶどう「藤稔」の高品質、軽労化に対応したハウス垣根仕立て栽培法
要約 垣根仕立て栽培におけるぶどう「藤稔」の早期多収と果実品質の安定化には単棟ハウスの利用が有効である。垣根仕立て栽培は平棚仕立て栽培に比べて作業の軽労化効果が高いが、枝管理の労力は多くなる。しかし...
根域制限裁培ぶどう「巨峰」の垣根仕立てによる軽労働・省力効果
要約 ぶどう「巨峰」の垣根仕立ては、根域制限により副梢の生育は抑制される。軽労化と作業能率の向上により、棚仕立てに比べせん定は約20%、摘粒は約30%の省力になるが、新梢管理に 2.6倍の時間を要するため、総...
要約 ブドウ栽培の軽労化をねらった「一文字改良棚」は、新梢誘引や摘粒作業の効率を約20%高め、身体への作業負担を軽減させる。 背景・ねらい ブドウ栽培は、平棚栽培が一般的で主流である。しかし、新梢や果...
要約 ブドウ「紅伊豆」の仕立て法として、改良マンソンを変形した垣根を用い、主枝一文字、結果母枝を長梢とした樹形を構成することにより、10a当たり1.000~1.500kgの安定的収量が得られ、軽労化栽培が可能であ...