籾がら焼却灰は市販のケイ酸資材と同等のイネいもち病発病抑制効果を有する
要約 水稲の有機栽培において、低温燃焼によって可溶性ケイ酸含量を高めた籾がら焼却灰の施用により、ケイカルなどのケイ酸資材を施用した場合と同等のイネいもち病発病抑制効果が得られる。 キーワード 籾がら焼...
水稲「ヒノヒカリ」のいもち病真性抵抗性同質遺伝子系統新品種候補「関東IL6号」
要約 水稲「関東IL6号」は、インド型系統IR65482-136-2-2が持ついもち病抵抗性遺伝子Pitaを、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したいもち病抵抗性準同質遺伝子系統である。 キーワー...
要約 チャ主要品種・系統の幼苗にチャもち病菌の噴霧接種を行い、もち病の発生程度を調査する。「くりたわせ、あさつゆ、静印雑131、みなみかおり、さえみどり、さきみどり、ME52、あかね、かなやみどり」はもち...
要約 いもち病の初発生期から収穫期まで、毎日午前と午後に約30分、イネに送風機を用いて風速約4m/sの風を水田全体に送風し、イネ体上の水滴と胞子を脱落させるといもち病の発生を著しく抑制できる。 キーワー...
要約 慣行の窒素施肥水準で、イネいもち病の無農薬栽培が可能となるのは、イネの葉上の水滴保持時間が10時間以上となる日の出現割合が低い地域である。この割合が高い地域では、沖積土で無施肥、黒ボク土で半量施...
要約 イネいもち病多発地域と少発地域では風速に有意な差が認められ、少発地域では常時風が強く水滴保持時間が短いことが発生抑制要因になっている。侵入環境による発生予測手法(吉野モデル)は、両地域の発生量評...