水稲「ヒノヒカリ」のいもち病真性抵抗性同質遺伝子系統新品種候補「関東IL6号」
要約 水稲「関東IL6号」は、インド型系統IR65482-136-2-2が持ついもち病抵抗性遺伝子Pitaを、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したいもち病抵抗性準同質遺伝子系統である。 キーワー...
代謝プロファイリングによる窒素施肥および有機物施用効果の評価
要約 作物体の糖・有機酸・アミノ酸の代謝プロファイリングにより、窒素および堆肥施用量の相違がダイコンの代謝成分に与える影響をそれぞれ解析できる。影響は窒素施用量でより強いが、堆肥施用量による影響も明...
土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
要約 有機質肥料の側条施肥では、化学肥料(速効性)に比べ水稲への施肥効率が向上する。有機質肥料の側条施肥技術による化学肥料5割削減栽培のコシヒカリにおいて、慣行栽培と同等の精玄米収量・品質を確保でき...
要約 中山間地域における有機質肥料栽培では、100%有機肥料、特栽用50%有機肥料やペレット牛糞堆肥を用いても化成肥料並みの収量が得られる。穂肥を出穂前20日および30日に施用しても収量は同程度である。米ぬか...
疫病圃場抵抗性が“強”で無農薬栽培等に向く生食用ばれいしょ新品種候補「北育8号」
要約 ばれいしょ「北育8号」は、中生の生食用系統である。疫病圃場抵抗性は“強”で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」「花標津」よりも高い。上いも平均一個重は「男爵薯」並で「花標...
要約 豆乳抽出率は粉砕大豆の水抽出液の固形分量から、豆腐の硬さは大豆水抽出液のカルシウム凝固率から豆腐製造前に推定できる。 キーワード ダイズ、豆乳、豆腐、抽出率、硬さ 背景・ねらい 国産大豆や有機栽培...
中山間地域における良食味米安定生産のための有機配合肥料を用いた施肥法
要約 中山間地域の水稲栽培(ヒノヒカリ)において、有機配合肥料を基肥0.4(Nkg/a)、穂肥0.2(Nkg/a)施用すれば、安定した収量を確保し、玄米タンパク含有率を抑えられる。 キーワード 有機配合肥料、タンパク含有...
要約 慣行の窒素施肥水準で、イネいもち病の無農薬栽培が可能となるのは、イネの葉上の水滴保持時間が10時間以上となる日の出現割合が低い地域である。この割合が高い地域では、沖積土で無施肥、黒ボク土で半量施...
発酵鶏ふんと菜種油粕を利用した水稲「ヒノヒカリ」の全量有機物施肥法
要約 発酵鶏ふんを利用して水稲「ヒノヒカリ」の施肥全量を有機物で施用するには、基肥に発酵鶏ふんを用い、地力の低い圃場では、化学肥料に対するの窒素肥効率を25%とし、地力が高い圃場では35%とする。穂肥には...
要約 生協産直取引における需給アンバランスは供給側(農家)よりも需要側(生協)に由来する部分が大きく、その主たる原因は小売価格に敏感に反応する購買行動にあった。今後の需給調整の手段としては、a生協へ...