要約 カンキツ新品種「はるひ」は、食味が優れる「カンキツ興津46号」と香りのさわやかな「阿波オレンジ」を交雑して育成した中生カンキツの新品種である。2月頃に成熟し、柔軟多汁であり、ヒュウガナツに似たさ...
ヒュウガナツの少核果生産の受粉樹に最適な新品種候補「カンキツ口之津41号」
要約 カンキツ新品種候補「口之津41号」は、茎頂接ぎ木とコルヒチン処理の組み合わせで育成されたヒュウガナツの四倍体である。ヒュウガナツに受粉すると結実率は高く、種子数が著しく減少し、無核果も生産され...
無核性、良食味性及び機能性成分付与に有効なカンキツ中間母本候補「G-169」
要約 「G -169」は「キングマンダリン」と「無核紀州」の雑種である。果実は風味が良く良食味で、機能性成分に富む。また、健全花粉を持つが、雌性不稔で無核であるので、無核性、良食味性及び機能性成分高含有...
要約 カンキツ「はるか」の収穫適期は、完全着色となり糖度が13度に達する2月中旬である。成熟果は果汁の糖含量が日向夏に比べて多く、ショ糖の割合が高く甘味が強い。有機酸はクエン酸の割合が低く、リンゴ酸の...
要約 不知火は減酸しにくく、貯蔵輸送中に鮮度が低下し、樹勢が低下しやすいが、屋根掛け栽培して発芽後15日頃に採収すると、高糖低酸で輸送中の腐敗も少ない新鮮完熟果が生産される。しかも春梢の発育が促進さ...
要約 「宿毛小夏」は、他の日向夏品種よりクエン酸含量が低く、糖度も高いため、施設栽培において約1カ月早い出荷が可能で、着果負担を軽減できる。 背景・ねらい
日向夏の一部の産地においては、寒害による...
要約 「バヒア」ネーブルオレンジと「マーシュ」グレープフルーツの間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種である。果皮が厚く,弱いオレンジ香の,「川野なつだいだい」に似た食感の,良食味カンキツであ...