外観健全な温州みかんの成熟果実はカンキツかいよう病の伝染源にならない
要約 カンキツかいよう病が発生した園地から収穫した温州みかん果実表面から病原細菌が分離されない。また、本細菌で汚染した果実をネーブルオレンジの樹上に設置しても発病しない。したがって、外観健全な温州...
要約 カンキツ属品種の多くは果肉と果皮のカロテノイド集積特性が類似しており、ミカン区に属する多くの品種で果肉と果皮のβ-クリプトキサンチン含有量が高い。また、一部のダイダイ区とミカン区の品種で果肉...
要約 「あまつづみ」は、「安芸タンゴール」(「興津早生」×「トロビタオレンジ」)に 「サザンレッド」を交配して育成したカンキツ新品種である。高糖度で果皮の紅色が濃く、 オレンジ香を有し、さらに、じょう...
要約 カンキツ果実に含まれる主要な機能性成分である17種類のフラボノイド類についてカンキツ果実45種のアルベド、フラベド、じょうのう膜、および果肉における組成データを提供する。 キーワード カンキツ、フラ...
要約 カンキツかいよう病菌には、オオタチバナ、バンペイユ及びアンセイカンに対して病原力が異なる2つの系統が存在する。これらの系統はERIC配列をプライマーとしたrep-PCRにより識別することができる。 背景・...
ネーブルオレンジとポンカンおよびカラタチの光化学系1サブユニットの構造
要約 光合成の光エネルギー変換にともなう電子伝達に関与する成分のうち、光化学系1を構成している9種類のタンパク成分のN-末端アミノ酸配列をネーブルオレンジ において明らかにした。そのうち、PSI-Dと PSI-Eサ...
要約 「F.N.ワシントン」ネーブルオレンジと「林ウンシュウ」の間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種である。果皮が厚く,強いオレンジ香の,柔軟多汁で酸味の強いカンキツである。花粉稔性を有する...
要約 「バヒア」ネーブルオレンジと「マーシュ」グレープフルーツの間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種である。果皮が厚く,弱いオレンジ香の,「川野なつだいだい」に似た食感の,良食味カンキツであ...
要約 「F.N.ワシントン」ネーブルオレンジと「マーコット」タンゴールの間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種である。果皮が厚く,弱いオレンジ香の,柔軟多汁で酸味の強いカンキツである。花粉稔性...
要約 「大三島」ネーブルオレンジとユズの間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種である。果皮が厚く,柔らかなユズ香の,柔軟多汁な香酸カンキツである。花粉稔性を有するため,育種素材として使用できる...
「宮内伊予柑」「セミノール」及び「ネーブルオレンジ」に適したCTV弱毒ウイルス
要約 カンキツトリステザウイルス(CTV)の弱毒系統M-23A接種「宮内伊予柑」、M-15A接種「森田ネーブル」及びM-10接種「セミノール」樹では、強毒ウイルス保毒樹と比べ樹体生育、果実肥大が良好になり収量が多く...