ニホンナシ「あきづき」および「王秋」の果肉障害対策マニュアル
要約 ニホンナシ「あきづき」および「王秋」で発生するコルク状果肉障害および水浸状果肉障害について、発生要因や対策技術を解説し、生産現場で果肉障害の発生を低減させるために活用する技術マニュアルである。...
「あきづき」のコルク状果肉障害はエテホン散布による熟期促進で低減できる
要約 ニホンナシ「あきづき」において満開後100日頃にエテホン100ppmを散布することによって平均収穫日が8~9日早まり、コルク状果肉障害の発生個数および発生果率が顕著に低減する。 キーワード ニホンナシ、生...
ニホンナシ「あきづき」と「王秋」に発生するコルク状果肉障害の特徴
要約 ニホンナシ「あきづき」と「王秋」に発生するコルク状果肉障害は、果実重の大きい果実に多く発生し、ジベレリン塗布剤処理により増加する。「あきづ...
ニホンナシに対する1-メチルシクロプロペンの低コスト短時間処理方法
要約 500kg規模の「幸水」果実に対してポリエチレン製の大型角底袋を利用し、濃度1ppmの1-MCP5時間処理で、収穫後8日間以上鮮度を維持できる。空気中の水分により1-MCPガスが発生するリボンタイプのAF-2L剤でも...
要約 モモ「なつおとめ」におけるみつ症は、糖度が高い果実、硬度が低下した果実、また、果重の重い果実で 発生が多い傾向が認められる。また、極端な大玉生産を狙った、早期の着果制限は、みつ症の発生を助長す...
モモ赤肉症の発生程度(赤肉程度)を示す簡易指標の作成と発生樹の特徴
要約 赤肉症は本来着色しない果肉が赤く着色する果肉障害である。そこで、赤肉程度に応じて4区分した簡易な指標を作成した。その指標に基づいて調査すると、赤肉症果は収穫後半から増加し、収穫後にも発生する。...
要約 モモの果肉障害(みつ症)は果実肥大が進み、糖度が高く硬度が低下するほど発生しやすく、また日当たりが強く果実温度が高くなることで助長される。果実肥大や果実袋内の温度上昇を抑制する着果管理と、硬度...