要約 乾燥・半乾燥地域の灌漑農地における塩害軽減対策のための技術マニュアルである。塩類集積の要因と対策を示し、リーチング効果促進のため圃場の排水性の改善を図る低コスト型浅層暗渠排水技術を解説している...
「コシヒカリ環1号」を用いたヒ素とカドミウムの同時低減技術の開発
要約 カドミウムをほとんど吸収しない水稲品種「コシヒカリ環1号」を落水期間を長めにしながら土壌の乾湿を繰り返す節水法で栽培すると、玄米カドミウム濃...
要約 水稲の催芽種子を代かきと同時に浅層土中に散播することにより、無コーティングでも十分な苗立率が得られる。播種作業は一人で可能であり、播種時間は30aが約1時間である。全刈収量は同地域の鉄コーティング...
要約 津波被災農地の除塩では、用排水管理を圃区以上の範囲で行い、循環灌漑地区では用水の塩分濃度を監視する。ヘドロ対策として堆積物が硫酸酸性土壌の場合、硫酸根を含まない石灰質資材を利用する。雑草対策と...
要約 重粘土水田の暗渠の排水能力は、代かきや収穫時の踏圧による土壌の攪乱や圧縮、乾燥収縮による亀裂の発達に対応して季節的に変動するとともに、疎水材の沈下やその上部土層の通水性の悪化により、経年的に低...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
要約 暗きょを設置してほ場の排水性を改善すると、土壌中の熱水可溶性ヘキソース含量が減少し、中干し後の酸化還元電位も高く推移する。これにより水稲栽培期間中におけるメタン総発生量は減少する。 キーワード ...
要約 飼料イネの収量を確保し、水田の地耐力を高め、飼料イネを大型機械で収穫するための土壌硬度を得るには、通常の中干後、乳熟期収穫では「幼穂形成期後から出穂始までの節水+穂揃期の落水」が、黄熟期収穫で...
要約 塩分を含む水稲かんがい用水の取水管理指標として、活着期から幼穂形成期前までは塩分0.25%、幼穂形成期以降では塩分0.20%を超えた場合に取水停止する。 背景・ねらい 河口付近でかんがい用水(以下用水)を...
圃場の大区画化に対応した低コストな整地・均平工法(反転均平工法)
要約 ゴムクローラトラクタとレーザープラウ、レーザーレベラー等を用いた整地・均平工法である。高生産性水田農業に必要な圃場の大区画化・再編整備を容易に行うことができ、さらには、従来のブルドーザを用いた...
籾がら暗渠や乾田土中早期湛水直播の畑地化促進とエダマメ増収効果
要約 強グライ土水田に無代かきで行う乾田土中早期湛水直播(折衷直播)栽培を導入したり、転換畑に籾がら補助暗渠を施工することにより、土壌の乾燥が進み砕土性や降雨後の表面排水が良好となる。そのため、エダマ...