センシング技術の活用による大豆・小麦の高位安定生産技術の開発
摘要 目的:大豆では早播栽培に適した品種選定や乾湿を最適化するためのほ場の排水性等の改善、麦類では収量性の高い品種等の導入に向けた生産技術の開発を行う。同時に気象データや土壌水分等のセンシングデータ...
スマート農業機械を活用した農林畜産物生産の省力化と効率化を推進する試験・研究開発 1 水田作のスマート農業
摘要 目的:各種のスマート農業機械を水田作に活用・実証する。 成果:水管理スケジュールどおりに誤差なく自動水管理装置が作動することを確認した。GPSレベラーを用いた緩傾斜施工による排水性改善効果は評価で...
地下水位制御システムを用いた水管理による玄米中ヒ素・カドミウム同時低減法の開発
摘要 本課題では、地下水位制御システムを利用して、イネの出穂期前後の水管理の違いが玄米中のヒ素およびカドミウム濃度に与える影響を解明し、ヒ素・カドミウム同時低減に最適な水管理法を開発することを目的と...
東北地方における資材等および水管理を用いたヒ素とカドミウムの同時低減を可能にする栽培管理技術の開発
摘要 中干し終了後の水管理方法を4水準設け、あきこまちのヒ素吸収とカドミウム吸収および土壌中のヒ素、カドミウムの挙動を調査したところ、ほ場排水性が不良だったことと25年の多雨が重なり、水管理処理の明瞭...
東北地方におけるカドミウム低吸収品種を用いたヒ素・カドミウムの同時低減を可能にする栽培管理技術の開発
摘要 低カドミウム吸収品種のコシヒカリ環1号と通常コシヒカリを現地試験ほ場に移植し、中干し以降の水管理方法を変えた試験区を設定、ヒ素およびカドミウム吸収を調査したところ、カドミウム濃度は低カドミウム...
寒冷地における土壌養水分管理の高度化による高生産性輪作体系の実証
摘要 乾田直播では、播種後に地下水位を調節することで出芽揃いを早めることができた。また,生育中期以降の水管理は、地下及び地上を併用した灌漑が必要で、出芽後の生育によって適切な追肥管理を行うことで,...
事業地区規模の用排水機能強化に対応した用排水システム管理および排水性能調整技術の開発
摘要 地下水位制御システム導入地区の用水システム機能診断技術については、地下水位制御システムの導入が進むモデル事業地区の広域用水系統図や水理縦断図を収集・整理するとともに、システムの動作原理を組み込...
摘要 ア 農耕地における温室効果ガス発生抑制技術の定量的評価 1)温室効果ガス発生抑制技術の定量的評価 中干し期間の前倒し等の水田水管理によるCH4 発生抑制技術の実証試験を実施した。多くの地点ではCH4 ...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)ほ場面を傾斜均平し、クローラトラクタ等の走行...
摘要 目的:大規模経営における稲作の生産性向上技術及び転作における新規作物の選定や大豆等の安定多収技術を開発する。、成果:(1)新規作物では、ハトムギの直播栽培が有望とみられた。(2)バイブロスーパーソイ...
農用地土壌のカドミウムによる農作物汚染リスク予測技術の開発に関する研究
摘要 目的:現地水田ほ場において、出穂期を中心に土壌溶液、土壌及び稲体を採取してCd濃度を測定するとともに、土壌溶液のpH、EC及び土壌Eh等の理化学性も併せて調査し、これらの相互の関連性を検討することで、...
49.農用地土壌のカドミウムによる農作物汚染リスク予測技術の開発に関する研究
摘要 目的:現地の水田ほ場において、土壌溶液、土壌及び稲体を採取してカドミウム(Cd)濃度を測定し、これらの相互の関連性を検討することで、玄米Cd濃度を予測する手法を明らかにする。特に、湛水期間中の土壌の...
摘要 i)重粘土水田で、局所的に水稲の株間を約45cm拡大した部分を作り、中干し期から、出穂期直前まで圃場を乾燥し、大亀裂を発生させ、その後、間断灌漑で水管理を行ったところ、亀裂と暗渠が繋がり、暗渠排水...
摘要 水田水管理装置の利用技術は、弾丸暗渠と組み合わせた暗渠管に接続することで地下灌漑にも優れた効果があることを立証した。開発した土壌硬化剤を用いた畦畔漏水防止技術を確立した。さらに、暗渠排水の簡易...
転換畑圃場の傾斜化による表面排水促進効果の定量的評価手法の開発(118)
摘要 レーザー制御機械群を用いた圃場面傾斜化工法を改善するとともに、傾斜化による排水性向上効果と生育安定効果を作目別に定量評価し、次の成果を得た。(1)排水性改善効果:降雨に伴う表面流出は、水平圃場の2...
転換畑圃場の傾斜化による表面排水促進効果の定量的評価手法の開発(113)
摘要 11年度は新利根地区と農工研実験圃場において、0.5‰と1‰の傾斜圃場及び水平圃場をレーザーレベラーを用いて造成し、傾斜化と排水性の関係をみた。また、大豆、麦、乾田直播水稲を栽培し、生育・収量調査を行...
摘要 重粘土圃場において、排水技術確立のための基礎資料を得ることを目的に、水移動の特徴を明らかにした。重粘土圃場の排水性は亀裂等の粗間隙量の変化に大きく影響される。この粗間隙量は季節的に、また、場所...
摘要 大区画水田における制限走行路が圃場の排水性に果たす役割を評価するため、播種時の残水調査を行うとともに、中干しや灌漑終了後の土壌水分、地下水位及び地耐力の変化などの調査を行った。加えて、直播栽培...
摘要 大区画水田においては、区画の拡大に伴って排水性の悪化などが危惧されている。そのため、大区画水田における制限走行路型潤土直播栽培の制限走行路が排水管理に果たす役割について検討した。落水後の地下水...
摘要 今後、我が国の稲作は高品質化はもとより大幅な省力化と低コスト化を図り国際競争力を強化することが求められている。水稲の低コスト栽培の確立と普及のためには、作土の均一な湿潤化技術及び落水時における...