要約 デルフィニウムの10月下旬~11月出しでは、10月上旬からの電照による長日条件と最低室温約10度Cの加温によって、切り花品質が向上し、ロゼット株の発生を減少させる。 背景・ねらい デルフィニウムの10~11...
デルフィニウムの夜冷育苗苗利用による夏定植10、11月切り作型
要約 デルフィニウムの夜冷育苗苗利用により10、11月切りをするためには、鉢上げ苗を利用し8月下旬までに定植する必要がある。夜冷育苗の処理夜温は15℃、秋期加温夜温は13℃が適当である。 背景・ねらい 夜冷育苗...
要約 花色が浅紫色で、切り花形質、開花期ともに揃いの優れるデルフィニウムのF1品種「レグルス」を育成した。宮崎県総合農業試験場・花き部・育種科 背景・ねらい 既存のデルフィニウムの栽培品種は個体による形...
デルフィニウム・ベラドンナ系苗の秋だし栽培における定植時の最適葉数
要約 デルフィニウム・ベラドンナ系の秋出し栽培では,本葉2枚時から8~9枚時まで夜間低温短日処理を行うと早期抽だいが軽減でき,品質の良い切り花が得られる。 背景・ねらい デルフィニウム・タチエネンセの冷房...
デルフィニウム類(チドリソウ及びヒエンソウ)に発生する立枯病の診断と防除
要約 関東各地のデルフィニウム類に多発する立枯症はRhizoctonia solani AG-2-1(培養型Ⅱ)による立枯病である。本病は下葉の黄化や茎葉の萎凋、地際部の褐黒変、くびれなどで診断できる。トルクロホスメチ...
要約 秋播きデルフィニウムの早出しのための加温開始時期は、品種によって異なり、5度C以下低温に「マジックファンテンズ」は200時間、「アストラット」は300時間程度以上遭遇した後である。 背景・ねらい 秋に定...
要約 真空播種機利用による作業速度は0.38m/secが適当で、その時の圃場作業量は2.60a/hrであった。作業精度は株間18cm程度となり計画値の91%であった。真空播種により労働時間が大幅に短縮され、省力栽培が可能と...
要約 デルフィニウムの秋冬期出荷において育苗後半の夜温が15~20度Cであれば短日条件(9時間日長)により、早期抽台の発生は抑制された。ロゼット株は夜温が高くなるほど、発生率が高くなった。 背景・ねらい デル...
要約 デルフィニウムの10~11月出荷の作型では、定植後、夏の高温により発生する早期抽台が安定生産上の障害となっている。苗を育苗期間中に夜間低温処理することで早期抽台を回避でき、安定生産が可能となった。...