要約 ホウレンソウに含まれる硝酸塩濃度の品種間差異は、春・秋作で小さく冬・夏作で大きい。一方、シュウ酸塩濃度の品種間差異は冬作で大きい。また、晩生で葉色が濃い品種ほど硝酸塩濃度はより低く、シュウ酸塩...
くん蒸処理が畑の土壌線虫の種数および密度に及ぼす影響と回復の内容
要約 クロルピクリン,D-D,臭化メチルによる土壌くん蒸処理後,約12ヵ月で土壌線虫の密度は処理前の水準に回復するが,種数は回復しない。くん蒸処理後は土壌線虫の群集構造が変化し,微生物食性で増殖率が高...
アルストロメリアの汁液硝酸およびカリウム濃度の変動とその要因
要約 アルストロメリア葉身汁液の硝酸およびカリウム濃度は施肥量を反映し、診断指標として利用可能である。しかし、特に硝酸濃度は採花量と連動した季節変動や年次変動など栄養状態以外の条件で変動する割合が大...
要約 水に含まれる酸素同位体の自然存在比より求めた地下水に対する灌漑水の影響等から推定すると、扇状地における深さ数m程度の浅層地下水の硝酸性窒素濃度が非潅漑期間に高い傾向にあるのは、前作後の非潅漑期...
要約 水に含まれる酸素同位体の自然存在比より求めた地下水に対する灌漑水の影響等から推定すると,扇状地における深さ数m程度の浅層地下水の硝酸性窒素濃度が非潅漑期間に高い傾向にあるのは,前作後の非潅漑期...
要約 神奈川県内でハウス乾燥処理によって製造された牛ふん堆肥は、C/N比が20以下であり、カリウム含有量が多い傾向にあった。乾物あたりの養分含有率には、5~6月、8~9月の2採取時期で違いは認められないが、8...
要約 スイカの子葉展開期に3~6mMのSTS(チオ硫酸銀)を散布すると多雌花性系統ほど第1雌花着生節位が低くなる。この性質を利用すると定植期(5~6葉期)までに実生集団から多雌花性系統を効率よく選抜することが...