土壌くん蒸効果を向上させ現場ニーズに応えるガスバリアー性フィルム
要約 土壌くん蒸消毒時用いられる作物栽培用の農ポリと同等の性状で、かつ生産現場のニーズに応じたガスバリアー機能を付与した新規フィルムを用いること...
新たに見いだしたスイカ緑斑モザイクウイルス抵抗性マクワウリ「Chang Bougi」
要約 マクワウリ「Chang Bougi」は、スイカ緑斑モザイクウイルスのSH株(CGMMV-SH)に対し、発病遅延型抵抗性を有する。 キーワード メロン、スイカ緑斑モザイクウイルス、CGMMV、抵抗性、遺伝資源 背景・ねら...
要約 臭化メチル代替剤の一つであるクロルピクリンテープ剤は、処理後にガス低透過性フィルムを用いてマルチ被覆することにより、ネコブセンチュウに対して薬量を3割削減しても慣行の農ポリマルチ被覆処理より高...
要約 1作目のスイカ収穫後に茎葉だけを片づけて、トンネルはそのまま密閉し太陽熱土壌消毒処理を2週間以上実施することで、土壌病害が回避でき、品質良好な果実が得られる実生苗が定植できる。果実はやや小玉と...
要約 クロルピクリン剤、ダゾメット剤、メチルイソチオシアネート剤、カーバムナトリウム塩剤、D-D剤の土壌消毒は、未分解ユウガオ根中のCGMMVに対する不活化効果はない。 キーワード 緑斑モザイク病、CGMMV、臭...
沖縄における軟X線照射花粉を利用した種なしスイカの作型と品種
要約 亜熱帯沖縄における軟X線照射花粉の授粉による種なしスイカの作出には、作型は早熟、品種は「富士光」が適する。保存花粉の利用も可能であり、短期保存は乾燥条件下の5℃で、長期保存は酢酸エチルに浸漬して...
土壌消毒とヤシ殻炭微生物資材施用の併用によるユウガオ台木スイカつる割病の防除
要約 土壌消毒後のヤシ殻炭微生物資材の育苗培土混用施用と定植時植穴施用を組み合わせた処理では、ユウガオ台木スイカつる割病の発病が抑制される。 キーワード 土壌消毒、ヤシ殻炭、微生物資材、ユウガオ台木、...
要約 蒸気土壌消毒によるスイカ半身萎凋病の軽減効果は極めて高く、その持続効果は局所処理においても消毒後2作目まで認められる。作土層内の本病菌を含む糸状菌の死滅に要する消毒時間は90℃以上になってから9...
要約 スイカのセル成型苗直接定植は、作型で適応性が異なり、促成、半促成及び早熟作型では良好な生育、収量・品質を示し、植替え及び抑制作型では生育及び収量が不安定となる。熊本県農業研究センター・農産園芸...
要約 近年、スイカ果実内部が異常となり商品価値のない果実が多くみられた。本病はメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)に起因する新病害スイカえそ斑点病であり、病原ウイルスは迅速免疫ろ紙法(簡易RIPA法)...
スイカ黒点根腐病の熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤による防除
要約 スイカ黒点根腐病に対して、熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤のうち、クロルピクリン錠剤の効果が最も高い。熱水土壌消毒およびカーバムナトリウム塩液剤は、クロルピクリン錠剤よりやや劣るが、臭化メ...
要約 促成スイカの立体栽培は栽植密度が高く、着果率が安定し、増収・生産安定が期待でき、空洞果の発生が抑えられ、品質向上が期待できる。品種は収量、品質で「貴ひかり」が最も優れる。熊本県農業研究センター...
ハウスを利用したスイカ早熟栽培(6月下旬〜7月上旬どり)に適した品種
要約 スイカのハウスを利用した6月下旬~7月上旬どりの早熟栽培には、果実の揃いが良く品質も良好な'祭ばやし'が有望である。 背景・ねらい スイカは露地トンネルで生産されているが、収量、品質が気象条件に左右...
要約 スイカのハウス抑制栽培では、品種は'祭ばやし'とし、播種は7月5日頃が晩限で収穫は10月10日頃である。整枝方法は安定した収穫果数が上げられる子づる3本仕立てで1果どり、株間は50cmとする。 背景・ねらい ...
要約 スイカの子葉展開期に3~6mMのSTS(チオ硫酸銀)を散布すると多雌花性系統ほど第1雌花着生節位が低くなる。この性質を利用すると定植期(5~6葉期)までに実生集団から多雌花性系統を効率よく選抜することが...
ミニハウスを利用したスイカ早熟栽培(7月上旬どり)に適した品種
要約 スイカのミニハウスを利用した7月上旬どりの早熟栽培には、収量が高く品質も良好な「マイティー21」が有望である。 背景・ねらい スイカは露地トンネルで生産されているが、収量、品質が気象条件に左右され...