要約 尾根部腹側に装着した無線小型体表温センサによって体温変動をモニタリングすることで、牛の発情を検知できる。体表温変動による発情検知は、活動量の増加を検出することの難しい繋ぎ飼いや鈍性発情牛の発情...
ビワの光合成の最適温度は季節変動し、冬季の光合成は加温により増加する
要約 ビワの光合成の最適温度は夏季に高く(30°C)、冬季に低くなる(5°C)。また、冬季は加温することにより最適温度が上昇し、光合成速度が大幅に高まる。 キーワード ビワ、光合成、光飽和点、最適温度、...
要約 ジノテフランは、サトウキビ白葉病の主要媒介虫であるタイワンマダラヨコバイに対し高い殺虫効果を有するが、サトウキビ圃場でズイムシ防除用に放飼されている天敵昆虫への影響が少ない。本剤は健全種茎増殖...
オホーツク海沿岸域での流氷後退時期が植物プランクトンブルームに及ぼす影響
要約 流氷期の北海道オホーツク海沿岸域の海洋環境の特徴と流氷後退時期の年変動の関係を明らかにするため、紋別周辺沿岸域の海洋環境モニタリングデータ...
要約 丸太価格の暴落(高騰)の影響を軽減するには、価格の異常な急落(急騰)を察知するとともに、今後の価格予測を参考にして伐採量を制御する必要があります。この急落(急騰)を察知する方法や、数ヶ月先の価...
要約 ノリ養殖が営まれる八代海湾奥部において、2013年から2015年の周年を通した水質観測と植物プランクトン現存量の調査を実施した結果、湾奥部由来と考えられる小型珪藻と八代海南部からの流入が考えられる大型...
要約 国産広葉樹チップの利用拡大に役立てるため、国内大手14チップ工場を調査し、実際に取引されている国産チップの品質と、各チップ工場が抱える課題を明らかにしました。 背景・ねらい 森林を温室効果ガスの発...
季節移動率を考慮した震災後の福島県沖ケムシカジカの資源量推定
要約 季節移動率を考慮して資源量推定を行えるプロダクションモデルを開発した。2000~2009年の福島県沖で刺網及び沖合底びき網(沖底)により漁獲されたケムシカジカの努力量当たり漁獲量(CPUE)を用いて、推定...
要約 A-lineモニタリング定線上でメソ動物プランクトンの群集構造の季節変動を種レベルで調べた。種組成をクラスター分析した結果、親潮と混合域群集に区分することが出来た。親潮では大型のカラヌス目のカイアシ...
要約 北海道・道央においてオーチャードグラス草地を草高25cm目安で放牧専用利用した場合、年間7回以上の放牧が可能で嗜好性に問題はなく、可消化養分総量(TDN含量)は70%以上に維持される。乾物収量は7.5t/ha以上...
飼養環境の影響を把握するための標準乳タンパク質率と標準乳脂率
要約 標準乳タンパク質率と標準乳脂率は、測定した乳タンパク質率と乳脂率から地域、分娩月、産次、乳期の影響を補正した、飼養管理に用いる指標である。これらの推移をみることで飼料摂取量の低下など、飼養環境...
要約 東日本大震災の津波により仙台湾の海洋生態系は大きな影響を受けた。本研究は、海洋生態系の根幹でありながら、殆ど知見がなかった植物プランクトン群集の構造の季節変動を把握するため、仙台湾において1年...
要約 水田土壌から大気中に二酸化炭素(CO2 )が放出される。湛水期間の CO2 放出量は僅かであるが、夏期の中干しから水稲収穫までの期間に多くの CO2 が放出され、この期間の...
季節性の組み入れによるライジングプレートメーターの検量線の推定精度向上
要約 寒地型牧草の草量とライジングプレートメーターの測定値との関係には季節的な変動があるため、説明変数に日付を加え、季節変動を考慮した検量線を作成することで、草量の推定誤差を小さくできる。 キーワー...
スケトウダラ卵仔魚の輸送に重要な役割を果たす物理的な要素とは?
要約 北海道高解像度モデルを構築して、スケトウダラ太平洋系群の卵仔魚を模した粒子追跡実験を行い、噴火湾内への輸送過程に関わる物理的な要素を整理した。数十km以下の小規模な流速変動と浮力によって粒子が表...
要約 開放クロスフロー水車による数kW以下のマイクロ水力発電を対象に、系統電力に連系しない独立運転を想定し、費用および温室効果ガス排出量を評価する。系統電力およびエンジン発電機と比較することにより、水...
高感度と安定性を備えたカンキツグリーニング病の診断用新規プライマーセット
要約 カンキツグリーニング病原細菌アジア型の16S rRNA遺伝子の特有領域を用いた新規プライマーセットでは、PCR法による罹病樹検定で樹体内細菌密度や混入DNAの影響を受けにくい。 キーワード カンキツグリーニン...
北海道太平洋沿岸域における海面クロロフィル濃度の季節変動と海洋環境との関係
要約 衛星リモートセンシングによる海面クロロフィル濃度データを用いて、北海道太平洋沿岸域のクロロフィル濃度を面的に捉え、これと調査船調査で得られた海洋環境との関係を調べた。その結果、襟裳岬より東側海...
要約 粗飼料利用性に優れる褐毛和種去勢雄牛を肥育素牛として、少量の配合飼料やトウモロコシサイレージを併給した周年放牧により、約24ヵ月齢で700kg前後の出荷時体重を示し、肉質等級2等級の枝肉生産が可能であ...