選択培地によるイチゴ炭疽病菌の潜在感染株および培養土における動態解析
要約 ベノミル剤耐性菌を対象に作製した選択培地により潜在感染株や鉢土から炭疽病菌が分離できる。潜在感染株は外側葉位の小葉や葉柄、葉柄基部から炭疽病菌が高率に分離され、内側葉位になるほど低下する。炭疽...
要約 プラントアクティベータであるチアジニルとパン酵母抽出物製剤をチャに葉面散布すると、チャ炭疽病菌とチャ輪斑病菌に対する病害抵抗性が誘導される。また、圃場のチャ新芽に散布すると、収量や化学成分に...
ストロビルリン系薬剤耐性イチゴ炭疽病菌に対する育苗期のビニル雨よけと有効薬剤による体系防除
要約 ストロビルリン系薬剤(QoI)耐性イチゴ炭疽病菌に対し、他系統薬剤は防除効果を示し、特に、ジエトフェンカルブ・チオファネートメチル水和剤(DT剤)の効果が高い。さらに、育苗期のビニル雨よけとDT剤を...
育苗期の雨よけ条件下でのジエトフェンカルブ・チオファネートメチル水和剤を基幹としたイチゴ炭疽病(Glomerella cingulata)の体系防除
要約 ジエトフェンカルブ・チオファネートメチル水和剤は、イチゴ炭疽(Glomerella cingulata)病に対し防除効果が高い。育苗期の雨よけと本剤を基幹とした体系防除を併用することによって、本病に対し高い発病抑...
アゾキシストロビン剤耐性イチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)の発生
要約 2003年に佐賀県内で採取したイチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)の中から、アゾキシストロビン剤の耐性菌の発生を確認した。また、耐性菌は低温条件の薬剤添加PDA平板培地上での菌糸伸長から算出したEC5...
要約 三番茶不摘採園では、三番茶期における炭疽病の発生が翌年の収量に影響する。一番茶の収量調査に基づく被害許容水準は、前年三番茶芽における病葉数で約1000枚/平方mである。また、三番茶芽における防除の...
要約 新規EBI剤は、既存のEBI剤に比べてチャ炭疽病に対する治療効果が高い。秋芽2~3葉期の降雨後(炭疽病菌の感染後)に散布すると高い効果が得られる。 キーワード EBI剤,チャ炭疽病,治療効果 背景・ねらい ...