要約 京都府と共同育成した「京の輝き」は、出穂・成熟期が「日本晴」よりやや早い、大粒で酒造適性に優れる掛米用品種である。玄米収量は「日本晴」と比較して1割ほど多い。 キーワード イネ、酒米、多収、京の...
極多収で加工・業務用に適した中生水稲新品種候補系統「関東239号」
要約 水稲「関東239号」は温暖地東部における出穂期が中生の早に属する粳種である。収量性が極めて高く、酒造用掛米などの加工用に適するほか、業務用米への利用も期待される。 キーワード イネ、業務用米、酒造...
要約 「北陸酒206号」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、長稈、中間型の系統である。醸造時のアルコール収率および生成酒のアミノ酸度は「山田錦」並であり、やわらかさと深みのある酒質を示すことから、...
要約 水稲「ひたち錦」は関東地方の晩生の早にあたる酒造好適米で、耐倒伏性が強く、いもち病抵抗性が強で、縞葉枯病抵抗性をもつ。収量性は高く、大粒で心白の発生が多く、酒造適性が優れる。 背景・ねらい 茨城...
要約 水稲「南海145号」は、南海113号/山田錦の組合せから育成された醸造用系統で、強稈、多収である。心白の発現、タンパク質含量は「山田錦」に近く、醸造適性が高い。宮崎県総合農業試験場・作物部・育種科 背...
要約 「兵系紫51号」は玄米色が黒紫色の紫黒米品種で、赤い酒を作る等、着色原料としての利用が見込まれている。長粒の粳種で、千粒重は25g程度である。色素はアントシアン系色素で、玄米果皮にのみ集積している...
要約 水稲「飛系酒61号」は「ひだみのり」と「ひだほまれ」の交配から育成した系統である。熟期は「ひだみのり」並の晩生で、「ひだほまれ」より心白が小さく高精白に適し、酒造適性が優れる。 背景・ねらい 岐阜...