要約 イネの病害抵抗性遺伝子BSR2を遺伝子組換えによって導入し、高発現させることにより、4種の重要病害(灰色かび病、苗立枯病、青枯病、斑葉細菌病)に抵抗性を示すトマトを作出できる。 キーワード トマト、病...
要約 病害抵抗性反応が誘起されたタバコから青枯病を抑える物質としてジテルペン化合物である「スクラレオール」と「cis-アビエノール」を単離した。これらの物質を与えると、トマトは青枯病、タバコは...
要約 アシタバの未記録病害9種について、防除の基礎とするため、病原菌を同定し、病名を付した。また、葉枯病に対してイプロジオン水和剤が有効である。 キーワード アシタバ、新病害、薬剤防除、野菜
背景・...
表現形質および16S rDNA塩基配列に基づく青枯病菌 Ralstonia solanacearum系統解析
要約 ナス科植物青枯病菌の系統解析を細菌学的性質に基づくクラスター分析、および16S rDNAの塩基配列により行った。大半の日本産株は既報のアジア型に属したが、一部は未報告の新しい系統の可能性が高い。 背景...
拮抗性シュードモナスの効率的検出法の開発と抗菌物質生産菌株の選抜
要約 拮抗性シュードモナスを効率的に収集するために、選択培地とELISAを利用した直接的特異検出法を開発した。この方法により分離した菌株から、抗菌物質を産生し、発病抑制作用あるいは生育促進効果を示す...