与那国島で分離された新規オルビウイルス"Yonaguni orbivirus"
要約 沖縄県八重山諸島与那国島で牛の血液から分離された "Yonaguni orbivirus"は、蚊が媒介するオルビウイルスと近縁な新規のアルボウイルスである。八重山諸島での継続的なサーベイランスは、国内へ...
南西諸島で誘殺されたミカンコミバエの推定された飛来源と国内分散の可能性
要約 沖縄県で誘殺されたミカンコミバエの推定飛来源は、台湾、フィリピン、中国南部であり、鹿児島県での誘殺に対する飛来源は台湾北西部である。2015年の奄美大島での発生では、徳之島、伊平屋島など周辺の島へ...
変わりゆくシロアリ生息地と寒冷地におけるシロアリ対策の必要性
要約 シロアリの野外生息と被害情報を精査して生息マップを更新した結果、これまで防蟻処理を必要としなかった寒冷地の木造建築物においても、シロアリ対策が必要であることが明らかになりました。 背景・ねらい ...
日本新記録となる昆虫病原性線虫Steinernema abbasi識別法と殺虫特性
要約 オマーン、台湾などの亜熱帯・熱帯地域からの分布が知られているSteinernema abbasiの日本における分布を初めて確認した。本種は感染態幼虫の頭部の形態から他の日本産本属種から容易に識別でき、カブラヤ...
要約 ゴルフ場シバ草地におけるクシナシスジキリヨトウの初発生と,わが国では害虫とは考えられていなかったイラクサギンウワバの多種作物での発生を確認した。また,シイタケ菌床栽培におけるムラサキアツバの害...
昆虫病原性線虫Heterorhabditis属2種の日本における分布とその識別
要約
要約 熱帯地域などで主に精米の害虫であるガイマイツヅリガは、気温15℃以上で玄米を餌としても発育した。また消化酵素の活性比較試験からも広範囲の食性を持つ可能性が示 背景・ねらい
ガイマイツヅリガ(Co...