土着天敵ハダニアザミウマの定着性はハダニの立体網の存在により促進される
要約 ハダニ類の有力な土着天敵のうち、ハダニアザミウマは、オウトウハダニ、ナミハダニなどの造網性ハダニ種に対して定着性が高い。一方、ヒメハダニカブリケシハネカクシは、造網性の有無にかかわらずハダニ...
要約 オウトウの収穫期間中に発生する実割れ果などを原料として果汁を搾り、それに酢酸菌培養液(種酢)と醸造用エチルアルコールを添加して酢酸発酵(静置法)させると、「山形県らしさ」をアピールするオウトウ...
要約 クサギカメムシによるオウトウ「佐藤錦」の果実被害は、満開3週間後までの加害では落果、4週間後では落果する果実と落果せずに被害部がくぼんだ状態で肥大する果実が混在する。満開5週間から6週間後まで...
要約 コアオメクラガメLygocoris(Apolygus)lucorumは、年3回成虫が発生し、ヨモギ等の寄主植物の組織内に産み込まれた卵で越冬する。 背景・ねらい コアオメクラガメは、近似種ツマグロアオメクラガメと同様にウ...
要約 山形県のおうとうで、新害虫コアオメクラガメの発生と加害が確認された。本種の幼虫は、5月上旬~下旬におうとうの展開中の葉と幼果を吸汁加害し、1日1頭当たり100個程度の吸汁痕を形成する。1新梢先端の葉...
要約 福島県においてオウトウショウジョウバエの発生が確認された寄主植物は、オウトウの他にソメイヨシノ、ナツグミ、クワ、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ナワシロイチゴ、モモ、イヌザクラ、アメ...
成果の内容・特徴