要約 イネカメムシ成虫の発生状況の把握には、白色粘着トラップをイネの草冠の高さで地面と垂直に設置する方法が有効である。アカスジカスミカメ等の他の斑点米カメムシ類の発生調査に用いられるフェロモンには影...
アカスジカスミカメとアカヒゲホソミドリカスミカメの混合誘引剤の開発
要約 2種斑点米カメムシ、アカスジカスミカメとアカヒゲホソミドリカスミカメのフェロモン成分を混合しても雄に対する誘引活性は低下しないことから、フェロモン成分の混合誘引剤を用いることにより、2種をひとつ...
要約 アカスジカスミカメの性フェロモンはHexyl butyrate、(E)-2-Hexenyl butyrateおよび(E)-4-Oxo-2-hexenalで構成される。合成フェロモン剤(最適混合比率5:1:10、総量64μg)の雄成虫に対する誘引性は未交尾雌10...
要約 ゴムキャップに含浸させたアカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモン0.01mgは、未交尾雌10頭と同等の誘引力があり、野外でその誘引性は1ヵ月間は持続する。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカス...
要約 コブノメイガの性フェロモントラップには、コーントラップを使用する。トラップへの誘殺数は、水田内部の草冠部に設置することで、誘殺数が増加する。 キーワード イネ、コブノメイガ、性フェロモン、フェロ...
要約 自動カウント式フェロモントラップKU-5RN型に、衝突板や雨水分離パイプを取り付け、捕獲効率やセンサーの精度向上を図ることにより、カメムシ類の効率的な発生予察が可能となる。 背景・ねらい 自動カウン...
いもち病菌の感染によってイネ体内に誘導されるセジロウンカ抵抗性
要約 前もっていもち病菌の感染を受けた5~6葉期のイネにおけるセジロウンカの吸汁量と産卵数は、対照である非感染のイネに比べて有意に抑制される。本現象はいもち病菌の感染が引き金となってイネの体内にセジロ...
病害虫発生と乗用管理機による防除経費から見た経済的な要防除判定
要約 地域防除を前提に乗用管理機を利用した防除経費より作業料金を策定、また紋枯病・イネツトムシの発生程度から減収率(減収額)を予測し、その比較により経済的に見た防除要否の判定が早期に行え、効果的な防...
要約 福島県においてオウトウショウジョウバエの発生が確認された寄主植物は、オウトウの他にソメイヨシノ、ナツグミ、クワ、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ナワシロイチゴ、モモ、イヌザクラ、アメ...