イチモンジカメムシの卵寄生蜂Telenomus triptusの寄生行動の特徴
要約 イチモンジカメムシの卵寄生蜂 Telenomus triptus は幅広い齢期の寄生卵に寄生可能であり、寄生卵塊のほとんどすべての卵に寄生するまで卵塊に留まる。また、マーキングによる効率的な寄生行動により野外で...
天敵ヒメハナカメムシ類への影響を考慮したナス害虫の薬剤防除法
要約 ナス畑に生息するヒメハナカメムシ類に影響が少ない選択性殺虫剤を使用することで,これらの天敵を温存して,ミナミキイロアザミウマ及びワタアブラムシの発生を抑えることができた。 背景・ねらい ワタアブラ...
要約 走行速度連動式動力取出し軸を持たない乗用管理機に装着する速度連動式液剤少量散布装置による病害虫の省力防除技術を開発した。本装置を利用することで薬剤を均一に散布でき、慣行散布とほぼ同等の病害虫防...
要約 リョクトウ野生種の一系統TC1966に由来する殺虫性物質が3個のアミノ酸と1個のオキシ酸から成る環状ペプチドであることを解明した。本物質は、植物に初めて見出された殺虫効力を持つペプチド様物質である。 ...
要約 走行速度連動式動力取出し軸を持たない乗用管理機に装着する速度連動式液剤少量散布装置による病害虫の省力防除技術を開発した。本装置を利用することで薬剤を均一に散布でき、慣行散布とほぼ同等の病害虫防...
要約 ホソヘリカメムシの卵寄生蜂カメムシタマゴトビコバチ、ヘリカメクロタマゴバチ、ホソヘリクロタマゴバチの種間競争は寄生間隔による影響を受け、長い寄生間隔ではカメムシタマゴトビコバチが、短い寄生間隔...
要約 ホソヘリカメムシ雄成虫が摂食時に放出する集合フェロモンについては探索、同定、化学合成、野外における捕穫試験などを行ったところ、当該フェロモンは成虫のみならず、2齢幼虫ならびに寄生蜂を誘引するこ...
要約 ホソヘリカメムシの卵寄生蜂カメムシタマゴトビコバチ、ヘリカメクロタマゴバチ、ホソヘリクロタマゴバチの種間競争は寄生間隔による影響を受け、長い寄生間隔ではカメムシタマゴトビコバチが、短い寄生間...
スジコナマダラメイガ卵を用いたナミヒメハナカメムシの簡易増殖法
要約 ナミヒメハナカメムシは重要害虫ミナミキイロアザミウマの有力な土着捕食性天敵である。インゲンマメの葉と貯穀害虫スジコナマダラメイガ卵を利用した本種の簡易増殖法を確立した。 キーワード ナミヒメハナ...
要約 アカスジメクラガメによる斑点米は乳熟期後期に寄生があった場合に最も多い。加害部位については、この時期までは頂部被害粒、側部被害粒とも同程度の発生を示すが、以降、次第に後者の割合が高まった。また...
要約 斑点米を多発させるアカスジメクラガメは岩手県内で年3世代発生する。主に第2世代成虫が出穂期から乳熟期のイネに飛来し吸汁加害する。玄米検査品質を落等させる密度は0.2頭/株程度と低く、これを掬い取り等...
要約 ハリクチブトカメムシは、2齢幼虫から成虫に至るまで、パラフィルムで封じた人工飼料で飼育できる。捕食性カメムシ用に開発された 2種類の人工飼料を比較すると Podisus用飼料は、 Geocoris用飼料よりも生育...
成果の内容・特徴