イミダクロプリドで選抜したトビイロウンカにおける寿命の短命化および産卵数の減少
要約 同一のトビイロウンカ個体群からイミダクロプリドで選抜した系統では、アセトンで選抜した系統に比べて、イミダクロプリドに対する感受性が低下し、短命、少卵となる。トビイロウンカではイミダクロプリド抵...
タバココナジラミ幼虫が成虫まで発育できる寄主植物はバイオタイプBとQで異なる
要約 タバココナジラミは様々な植物を寄主とするが、バイオタイプBはインゲン(「ケンタッキー101」、「ナガウズラ」、「モロッコ」、「本金時」)では幼虫が羽化するまでに死亡する。しかし、バイオタイプQはこれ...
日本のタバココナジラミ集団の分布域と主要在来集団の簡易識別法
要約 従来法とバイオタイプJpLとNauruの簡易識別法を併用することで、日本に分布するタバココナジラミは、2侵入集団(バイオタイプB、バイオタイプQ)と2在来集団(バイオタイプJpL、バイオタイプNauru)の4集団が識...
抑制栽培ピーマンにおけるサバクツヤコバチによるタバココナジラミの防除
要約 抑制栽培ピーマンにおいて、サバクツヤコバチを定植2~3週間後から1週間間隔で3回程度放飼することにより、タバココナジラミの密度を抑制できる。 キーワード ピーマン、タバココナジラミ、サバクツヤコ...
要約 世界各地で重要害虫として問題になっているタバココナジラミバイオタイプQは、日本国内で少なくとも30科64種類の植物を寄主として利用する。このうち、バイオタイプBと共通するものは少なくとも19科40種類に...
キャベツ葉片浸漬法によるタバココナジラミ成虫及び卵の殺虫剤感受性検定
要約
タバココナジラミの成虫及び卵の各種殺虫剤に対する感受性は、新しく開発したキャベツ葉片浸漬法により同時に検定できる。成虫ではピリミホスメチル乳剤、チオシクラム水和剤及びピ...
要約 極細糸を使用した0.4mm目合い防虫ネットはタバココナジラミバイオタイプQの侵入抑制効果が高く、夏秋トマト施設側窓に設置した場合(循環扇あり)のトマト草冠内気温およびトマト生育・収量は1mm目合い防虫...
マルチプレックスPCR法によるタバココナジラミバイオタイプの簡易識別法
要約 コナジラミ類のミトコンドリアCOI領域と16SリボソームRNA領域遺伝子に特異的なプライマーを利用してPCR法を行い、その断片長を比較することにより、薬剤感受性が異なるタバココナジラミバイオタイプB、Qとオ...
タバココナジラミのバイオタイプQをLAMP法により迅速に識別できる
要約 タバココナジラミ虫体1頭の磨砕液をサンプルとして、バイオタイプQのDNAに特異的なLAMPプライマーによるLAMP反応を行い、60分後に反応液の白濁を確認することでバイオタイプQをバイオタイプBと識別できる。...
タバココナジラミのバイオタイプQをLAMP法により迅速に識別できる
要約 タバココナジラミ虫体1頭の磨砕液をサンプルとして、バイオタイプQのDNAに特異的なLAMPプライマーによるLAMP反応を行い、60分後に反応液の白濁を確認することでバイオタイプQをバイオタイプBと識別できる。...