合成性フェロモンを利用したアカヒゲホソミドリカスミカメの被害予測技術
要約 水田内に設置した合成性フェロモン剤を誘引源としたトラップの出穂後5日間のアカヒゲホソミドリカスミカメ誘殺雄数から、その水田の斑点米被害発生確率を予測し、防除要否、回数を判断する技術である。 キー...
合成フェロモン利用自動カウントトラップによるホソヘリカメムシの計測
要約 既存の自動カウントトラップをホソヘリカメムシ用に改造し、誘引源として本種の合成フェロモンを取り付けることで、ホソヘリカメムシ誘殺数が自動計測できる。 キーワード ホソヘリカメムシ、合成フェロモ...
野外採集したヒメハナカメムシ類によるシシトウガラシのアザミウマ類防除
要約 野外で宿根バーベナなどの景観植物を栽培するとヒメハナカメムシ類が自然発生し、6~7月に 多くなる。そのヒメハナカメムシ類を天敵採集装置で採集して雨よけ栽培シシトウガラシに放虫すると、 重要害虫ア...
ホソヘリカメムシ合成集合フェロモン(3成分)は成分を1つ減らしても誘引力は同等
要約 ホソヘリカメムシ合成集合フェロモン(3成分)の主成分に他の2成分をそれぞれ混合すると誘引力が著しく高まる。2成分の誘引力は現行3成分と同等であることから、モニタリングには2成分で十分である。 キーワ...
要約 箱施用殺虫剤による地域一斉防除を行うと、岩手県では水稲初期害虫であるイネドロオイムシ、イネミズゾウムシを2~4年間、要防除水準以下に抑制できる。また、この技術を導入するために、翌年の防除要否の判...
立木と集合フェロモンを利用した果樹カメムシ類の効率的天敵微生物接種法
要約 チャバネアオカメムシ集合フェロモン剤と昆虫病原性糸状菌を培養した不織布を立木に施用すると果樹カメムシ類に効率的に天敵微生物を感染させることができる(以下この装置を立木感染トラップという)。立木...