糸を10cm~20cm間隔で上面に張ることでスズメの侵入頻度を減らすことができる
要約 内部に餌をおいた2m×1m×1mの直方体の試験枠を10羽のスズメを飼育している施設内に設置し、上面に糸を、50cm、40cm、30cm、20cm、10cm、5cm、2.5cm間隔で平行に張ると、間隔が狭まるほどスズメの侵入頻度は低...
要約 特異的プライマーを用いたmultiplex PCRとmultiplex nested PCRにより、アブラナ科野菜の種子や病斑から黒腐病菌と斑点細菌病菌を検出する手法である。選択培地を用いた手法では1週間以上要するのに対して1...
要約 ブリ養殖の生産管理情報を入力・管理するタブレット版アプリを開発しました。給餌、投薬、成長経過、コストがリアルタイムで「見える化」されます。複数の漁業者の情報をまとめて処理・管理する機能を備えた...
要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
早晩性の異なる品種を組み合わせた極短穂茎葉型WCS用イネの長期収穫体系
要約 極短穂茎葉型WCS用イネの栽培において、早生品種「つきはやか」を晩生品種「つきすずか」と併用することにより、「つきすずか」単独と比較して、収量および飼料品質を維持しつつ長期間(9月上旬~10月下旬)の...
要約 特異的プライマーを用いたmultiplex PCRとmultiplex nested PCRにより、アブラナ科野菜の種子や病斑から黒斑細菌病菌を検出する手法である。選択培地を用いた手法では1週間以上要するのに対して1~2日で評価...
安価かつ簡便にハウスの遠隔監視に使えるIoT機器「通い農業支援システム」
要約 通信機能付きマイコンと小型パソコンを組み合わせ、配布プログラムを利用する本システムで、ハウスの状態を遠隔地でも生産者がスマートフォンで確認できる。材料費2万円でハウス内の温度等を定期的に確認し...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
短紙筒狭畦移植機と自走式多畦収穫機等を用いたテンサイの狭畦栽培
要約 本狭畦栽培は、短紙筒狭畦移植機、自走式多畦収穫機等を用い支援組織が行う。1年間に1台で移植機は60ha、収穫機は移植栽培と直播栽培を合わせて140haの作業が可能である。慣行の移植栽培に比べて糖量が14%向...
塊茎、茎・根、土壌、水試料に対応したジャガイモ黒あし病菌の高感度検出法
要約 ジャガイモ黒あし病菌の半選択培地LEMを用いる増菌培養と、菌種特異的PCRプライマーを用いるマルチプレックスPCRを組み合わせることにより、塊茎、茎・根、土壌、水の各試料から黒あし病菌を高感度に検出で...
大豆作の単収が減少する中でも総合生産性(全要素生産性)は上昇している
要約 生産量を全投入量で割った大豆作の総合的な生産性は、単収が減少する中でも上昇しており、生産技術の進歩を示唆する。都府県はこの全国値と同様の傾向を示すが、北海道は単収と総合生産性の両方を上昇させて...
イミダクロプリドで選抜したトビイロウンカにおける寿命の短命化および産卵数の減少
要約 同一のトビイロウンカ個体群からイミダクロプリドで選抜した系統では、アセトンで選抜した系統に比べて、イミダクロプリドに対する感受性が低下し、短命、少卵となる。トビイロウンカではイミダクロプリド抵...
要約 氷点下(-1°C)の未凍結貯蔵は牛部分肉の鮮度保持と熟成を両立させる技術である。従来の未凍結状態での最低設定温度である0°Cよりも、約25日間(安全係数0.8の場合)の可食期間の延長が可能になる。また、熟成効...
要約 ナシ93品種・系統と7交雑実生集団を用いて果皮色に関連する領域を解析すると、複数のハプロタイプに分類される。在来品種およびその後代の果皮色形質とハプロタイプの関係を整理して開発したDNAマーカーによ...
わい化栽培リンゴ「ふじ」での着色向上のための窒素施肥基準の策定
要約 わい化栽培「ふじ」における着色を考慮した窒素施肥基準を策定した。これまでの慣行窒素施肥量から、栽培地域の年平均気温により区分した必要施肥量に削減することで、収量や果実品質を低下させることなく、...
高品質なカンキツ果実を生産するためのシールディング・マルチ栽培(S.マルチ)
要約 S.マルチは排水設計した園地において、専用のS.シートでうねごとに根圏のシールディング(shielding, 遮蔽すること)を行い、シートマルチ栽培を行う技術である。従来のシートマルチ栽培の問題点である根域へ...
要約 ブロッコリーの慣行的な収穫基準が花蕾径12cmであるところ、栽培期間を延長して20cm程度まで大型化させて収穫することで、頂花蕾収量3t/10a(全国平均約1t/10a)およびフローレット収量2t/10a(全国平均推定0.5...
チーズ中における熟成促進乳酸菌のタンパク質分解関連遺伝子群の発現
要約 チーズの熟成期間を短縮する乳酸菌Lacticaseibacillus paracasei (Lactobacillus paracasei) EG9株は、熟成初期にタンパク質分解関連遺伝子群の発現が上昇し、チーズ中のアミノ酸増加に直接関与する。本菌の...
要約 養豚における飼料用米と酒粕の利用により、肥育豚の低コスト生産が可能となり、特色ある豚肉を生産することで高付加価値化が可能となる。また、トコトリエノールを多く含む飼料用米「オオナリ」の給与で、脂...
飼料用米を活用した鶏肉の低コスト生産および鶏卵の高付加価値化
要約 養鶏における飼料用米の利用により、肉用鶏の低コスト生産が可能となり、特色ある鶏卵を生産することで高付加価値化が可能となる。生産される鶏卵に対する消費者の購入意識も高く、販売価格の増加による生産...