要約 カンキツ「福岡1号」は、12月下旬に糖度11度以上、クエン酸1.0g/100ml以下となり、年内収穫できるカンキツ新系統である。果皮が薄く軟らくて剥皮が容易であるが、浮皮の発生は少ない。果肉は軟らかく多汁で...
中晩生カンキツ「はるみ」の露地栽培での収穫時期と浮皮防止技術
要約 中晩生カンキツ「はるみ」は、12月下旬に完全着色となり、糖度が12度を超える。12月下旬に収穫して常温貯蔵した果実は、1月下旬に収穫した果実と同等に品質が優れている。果実の浮皮は9月のカルシウム剤処理...
ガンマ線を照射した「太田ポンカン」種子から獲得した珠心胚実生の果実品質の差異
要約 かんきつ「太田ポンカン」では、珠心胚実生の育成により減酸が早く、糖酸比の高い個体が得られ、種子にガンマ線を照射し、育成した珠心胚実生では、さらに減酸が早く、糖酸比の高い個体が得られる。鹿児島県...
要約 高しょう系ポンカンの施設栽培において、1月下旬から4月下旬まで加温し、満開後140日以降に土壌乾燥処理をおこなうと、11月中旬に高糖度の大果が収穫できる。収穫果はエチレン処理すると、11月下旬に完全...
要約 「岩崎早生」は粗摘果時期及び仕上げ摘果時期に,「原口早生」と「橋川温州」は仕上げ摘果時期に最も労力を必要とする。「久能温州」と中晩生カンキツ(「スイートスプリング」,「宮内伊予柑」,「吉田ポンカ...
要約 夏秋季のエチクロゼート3回散布、冬季のジベレリン生合成阻害剤2回散布は、ともにウンシュウミカン及びポンカンの花芽形成を促進し、翌春の着花数を増加する。エチクロゼートとジベレリン生合成阻害剤の重...
要約 カンキツ新品種「はるみ」は「清見」にポンカン「F-2432」を交雑して育成したミカンである。糖度が比較的高く,食味良好である。易剥皮性でじょうのう薄く,少核性で食べやすい。成熟期は1月で,年明けに販...
要約 カンキツ新品種「陽香」は,「清見」に「中野3号ポンカン」を交雑して育成したミカンである。糖度が比較的高く,ポンカンに似た芳香の強い食味良好な大果・無核品種である。適熟期が1~2月であることから...
要約 カンキツ新品種「はれやか」は、「アンコール」に「ポンカン」を交雑し育成したミカンである。糖度が比較的高く、ポンカンに似た芳香の強い、食味良好な有核品種である。適熟期が2月となることから、秋冬期...