要約 そば品種「北海11号」は、「キタワセソバ」と比較し、早熟、大粒で、多収である。実需評価では子実の脱皮歩留りが高く、味、かたさ及び弾力等の食味もよい。 キーワード そば、早熟、大粒、多収、良食味 背...
要約 「媛かぐや」は「筍芋」と「唐芋」のジベレリンによる開花処理・交雑と胚培養を利用して育成したサトイモ新品種である。親いもの形状は紡錘型で、重さは約1.4kgと大きく、粉質で糖濃度の高い親子兼用サトイ...
要約 「大分果研4号」は、「大津八号」に「天草」を交配して育成した早生カンキツで、多汁性で果肉が軟らかく、減酸が早いため年内収穫・出荷できる。 背景・ねらい
要約 千葉県の登録品種であるベゴニア「コーラルファンタジー」(濃桃)の葉挿し繁殖株から花色の変異個体を確認し、花色・花型の優れた新品種「クリーミーファンタジー」(淡黄)と「アプリコットファンタジー」(浅...
要約 トキワアジサイを種子親にセイヨウアジサイを花粉親に用いて胚珠培養を行うと、種間雑種が作出できる。選抜した優良3系統、スプリングエンジェルシリーズ(仮称)は常緑性、早咲き特性があり、鉢物用アジサ...
大果で早熟なビワ新品種「涼峰」(りょうほう)(系統名:ビワ長崎6号)
要約 ビワ新品種「涼峰」(りょうほう)(系統名:ビワ長崎6号)*は、「楠」に「茂木」を交雑して育成した早熟な品種である。ほぼ同時期に成熟する「長崎早生」と比べ大果となる。また、果肉は柔軟多汁であり食味...
要約 「女早生」の新生いもの肉部組織をカルス培養を利用して個体を作出、選抜を行い、育成した「愛媛農試V2号」は、「女早生」と比較して、草丈が若干高く、葉柄長が若干長く、子・孫いも収量が、1株当たり約...
要約 鉢物用のアザレア2品種を育成した。「越の淡雪」はやや大輪・ホースインホースタイプの半八重咲きの白色花、早生で促成栽培に適し、9月下旬に開花する。「越の舞姫」は大輪・半八重咲きの桃色花、やや晩生...
ガンマ線を照射した「太田ポンカン」種子から獲得した珠心胚実生の果実品質の差異
要約 かんきつ「太田ポンカン」では、珠心胚実生の育成により減酸が早く、糖酸比の高い個体が得られ、種子にガンマ線を照射し、育成した珠心胚実生では、さらに減酸が早く、糖酸比の高い個体が得られる。鹿児島県...
要約 イチジクの腋芽を利用した茎頂培養系と植物体の増殖・発根条件を確立し、その培養系を用いて腋芽にコルヒチン処理を行うことにより、根端細胞の染色体数を倍加させた4倍体イチジクを作出した。 背景・ねら...
要約 不定胚または不定芽培養系で再生した個体の後代から果実の低温肥大性を有する変異個体の選抜ができる。即ち、低温発芽性で1次選抜し、その中から低温肥大性を有する個体の選抜を行えば、育種素材のその他の...