タイトル | 粉質良食味で焼きいも適性が優れるカンショ新品種候補系統「九州161号」 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2002~2015 |
研究担当者 |
甲斐由美 高畑康浩 小林晃 境哲文 吉永優 片山健二 中澤芳則 熊谷亨 藤田敏郎 |
発行年度 | 2015 |
要約 | カンショ系統「九州161号」は、肉質がやや粉質の良食味系統である。上いも収量は「高系14号」よりやや劣るが、いもの形状や大きさの揃いが良い。実需者による焼きいも適性の評価が「ベニアズマ」並に高い。 |
キーワード | サツマイモ、食用、粉質、良食味、焼きいも |
背景・ねらい | これまで青果用カンショの主力品種は「ベニアズマ」および「高系14号」であったが、近年は「べにはるか」の生産が全国各地で伸びており、品種の置き換えが進みつつある。「ベニアズマ」は、粉質で良食味であるが、いもが大きくなりすぎて変形し外観が悪くなること、「高系14号」は早期肥大性で皮色が優れるが、病虫害抵抗性が十分でなく、収穫直後は蒸しいもの糖度が低いことなどの短所を有する。実需者からは粉質で食味や形状に優れる品種への要望があるため、現在普及している肉質がやや粘質の「べにはるか」とは食感の異なる、粉質の良食味品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2015/karc15_s20.html |
カテゴリ | 病害虫 かんしょ 新品種 立枯病 抵抗性 品種 防除 良食味 |