タイトル | サツマイモ「すいおう」葉身のカフェオイルキナ酸量はアクアガス加熱で保持できる |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
佐々木一憲 五月女格 岡留博司 甲斐由美 沖智之 奥野成倫 |
発行年度 | 2015 |
要約 | サツマイモ品種「すいおう」葉身の7種のカフェオイルキナ酸類の含量はいずれも、アクアガス加熱5分間処理が茹で加熱を上回る。葉身のポリフェノールオキシダーゼは、アクアガス加熱5分間処理でほぼ失活する。 |
キーワード | サツマイモ葉身、ポリフェノール、カフェオイルキナ酸、アクアガス、すいおう |
背景・ねらい | 茎葉利用サツマイモ品種「すいおう」は、葉身部のえぐみが少なく、ミネラル類、ビタミン類だけでなくポリフェノールであるカフェオイルキナ酸類(CQAs)が豊富であることから、各種メニューが開発され、青汁等の加工品の原料としても使用されている。 調理や加工で頻用される加熱は、不適切であるとポリフェノールオキシダーゼ等の作用による品質の劣化につながる。アクアガス加熱は、高温の微細水滴を含む常圧の過熱水蒸気雰囲気での加熱法であり、ブロッコリー、ジャガイモ等において、物性向上、酵素失活、ビタミンC保持等の点で、通常の過熱水蒸気加熱や溶媒(水)に浸す茹で加熱に優ることが示されている。サツマイモ葉身については実施例がないことから、品種「すいおう」に対して本加熱法を適用し、茹で加熱と比較することでその有用性を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2015/karc15_s19.html |
カテゴリ | 加工 ばれいしょ 品種 ブロッコリー |