納豆用主力品種「納豆小粒」のダイズモザイクウイルス及びダイズシストセンチュウ抵抗性系統の育成
摘要 1)SMV抵抗性導入系統の育成最大6回の連続戻し交雑を行い、TBC1、TBC2およびTBC4の3系統を育成した。これらの系統の農業形質は、「納豆小粒」比べ生育量は若干少なかったものの、収量性はほぼ同等であり、S...
(2)昆虫・昆虫間、昆虫・植物間相互作用の解明と利用技術の開発
摘要 1.ツマグロヨコバイ唾液中から得たカルシウム結合タンパク質のカルシウム結合部位は複数個あると推定された。また、他に唾液中から得られた4種のタンパク質の配列は、いずれも既存のタンパク質との相同性...
摘要 9年度は8年度に明らかにした日本産野生種である、チョウセンノギク、イワギク、コハマギクのマメハモグリバエ抵抗性の種内変異を調査した。これらの種は感受性品種・系統と比較すると高い抵抗性を示したが...
気象変動下におけるコムギ土壌伝染性病害発病予測モデル構築のための基礎的研究(65)
摘要 秋季の紅色雪腐病抵抗性の発現過程と根雪前の抵抗性獲得値を数年間にわたり追跡したデータを解析した。その結果、根雪直前の抵抗性獲得値と播種からの積算気温との相関が高かった。播種から40日以内では極...
摘要 ZYMVゲノム3’末端からポリA鎖を除く1165塩基の配列を決定した。第1翻訳枠に,第1塩基から始まり第954塩基まで続く最も大きいタンパクへの読み枠(ORF)が確認された。ポティウイルスグル...
摘要 東北地域水稲作の超省力化を指向する新しい直播技術が望まれていたが、東北農試の旧生産工学部で乗用型噴頭回転式広幅散播機による直播作業技術が開発された。本機での直播は3~4倍重量粉衣種子を用いたが...