情報化学物質・自動計測機器等を利用した難防除害虫の行動解析並びに高精度発生予察技術の開発
摘要 i)ホソヘリカメムシ越冬個体群のサンプリング調査を行った結果、本種は日当たりの良い、草の根元や落葉下などで単独越冬し、暗い林床は好まないと考えられた。越冬後個体群はレンゲに飛来・産卵し、そこで第...
イネいもち病圃場抵抗性強イネ品種育成のためのDNAマーカーの作出
摘要 i)水稲品種「宮崎もち」及び「北海道188号」が有する穂いもち及び葉いもち圃場抵抗性遺伝子のイネ染色体上の座乗領域を明らかにするとともに、これらの遺伝子と密接に連鎖するPCRマーカーを作出した。ii)イ...
ベンゾイミダゾール系薬剤耐性ダイズ紫斑病菌の遺伝的構造の解析
摘要 チオファネートメチル剤耐性ダイズ紫斑病菌は、15県中13県で確認され広く発生・分布していること、本剤耐性株は単一の系統群に属するが多数の遺伝子型に分かれ多様性に富むことを明らかにした。
摘要 山火事の延焼速度予測モデルを日本で発生する山火事に適用し、火線強度を推定したところ樹林地よりも草原で大きく、斜面の傾斜や風速の影響を強く受けた。日本で発生する山火事の火線強度はコシダが密生する...
摘要 無間伐林の立木は間伐林の残存木よりも揺れ回数が多いことが明らかとなった。枝打ちしない立木は枝打ちしたものよりも揺れが少ないことが判明し、従来風倒に強いと言われていた孤立木の耐風性の高い理由の一...
環境負荷軽減技術の開発試験 3 農薬依存度軽減のための高精度発生予察技術の開発 (1)農薬依存度軽減のための水稲病害虫の総合防除技術の開発 (i) いもち病の高精度発生予察に基づく適正防除法の開発
摘要 農薬依存度軽減のため、いもち病の高精度発生予察に基づく適正防除法を開発する。葉いもち病斑上から飛散する大部分の胞子が、穂いもち伝染源として拡散する範囲は狭く、広くても葉いもち病斑を中心にその...
環境負荷軽減技術の開発試験 3 農薬依存度軽減のための高精度発生予察技術の開発 (2)農薬依存度軽減のための野菜・花き類病害虫の総合防除技術の開 (i)主要花き類病害の発生生態の解明
摘要 主要花き類病害の発生実態を調査するとともに、発生実態を解明し、防除対策を講じる。トルコギキョウにおいては、立枯病、灰色かび病、炭疽病の発生が認められ、また、新病害として青かび根腐病を報告した...
環境負荷軽減技術の開発試験 3 農薬依存度軽減のための高精度発生予察技術の開発 (2)農薬依存度軽減のための野菜・花き類病害虫の総合防除技術の開 (ii) 主要花き類害虫の発生生態の解明
摘要 主要花き類害虫の発生実態を調査するとともに、発生実態を解明し、防除対策を講じる。(1)キク害虫の発生実態調査 露地キク栽培における重要害虫は、アザミウマ類およびアブラムシ類であった。防除はこ...
摘要 目的:斑点米カメムシの生態解明及び発生予察技術と発生源管理技術の確立並びに園芸害虫の減農薬防除技術の検討 得られた成果:(i)予察灯への成虫の初飛来日は雑草地での成虫の発生確認時期とよく一致したこ...
摘要 ニホンナシの減農薬無化学肥料栽培技術を確立するため、主要病害虫の発生予察技術、化学農薬に頼らない防除技術、有機肥料の施用技術を開発する。 研究対象 ナシ 専門 栽培 部門 果樹
摘要 コムギ赤かび病菌の毒素(DON)汚染軽減技術を確立する。このため、(i)発生予察技術を確立するためには、病原菌の捕捉データの蓄積と赤かび病菌の生態研究が必要である。(ii)赤かび病の防除方法を確立するた...
イネ・ムギ種子伝染性病害虫の環境保全型制御技術と発生予察技術の確立
摘要 (目的・背景) イネ,ムギにおける主要病害は種子伝染するものが多く、有機、減農薬の観点から種子伝染性病害虫を完全に制御すると、これらの病害虫の発生が少なくなり、防除の削減が可能になる。また、種...
ナシの重要地上部病害に対する効率的で環境負荷の少ない防除技術の確立
摘要 目的:科学的な裏付けに基づいた効率的で環境負荷の少ない減農薬防除技術を確立する。 計画:(1)高精度・簡易発生予察機を用いた発生予察技術の確立、(2)薬剤の残効、耐雨性の解明、(3)耕種的防除技術の確...
摘要 風による樹幹の揺れを同時に多点で調査するため新たに開発した樹幹動揺計をスギ間伐予定林に設置し、間伐前後のスギ樹幹の揺れ回数の測定を行った結果、間伐直後は残存木の樹幹の揺れを促進することを明らか...
摘要 山火事の広がり方を予測するため、現在アメリカ等で最も一般的に用いられているRothermelモデルにより、日本で発生した林野火災の延焼速度を推定した結果、実際の値に近く、山火事被害拡大予測に利用可能で...
イネいもち病における病原菌の非病原性と宿主の抵抗性の遺伝子解析
摘要 イネいもち病菌の非病原性遺伝子Avr-Hattan3に連鎖する分子マーカーを明らかにするとともに連鎖地図を作成し、Avr-Hattan3の座乗領域を特定した。水稲系統「北海188号」の葉いもち圃場抵抗性に関与する作用...
誘引物質を利用したダイズ害虫ホソヘリカメムシの早期発生予察法の開発
摘要 ホソヘリカメムシ合成誘引物質3成分の組成を5通りに変化させて野外誘引試験を行った結果、より単純で安価な2成分系で充分な誘引力が得られることを明らかにした。野外に設置した網室内で、ホソヘリカメム...
環境負荷軽減技術の開発試験 3 農薬依存度軽減のための高精度発生予察技術の開発 (2)農薬依存度軽減のための野菜・花き類病害虫の総合防除技術の開 ウ 主要野菜類害虫の発生生態の解明
摘要 主要野菜類害虫の発生実態を調査するとともに、発生実態を解明し、防除対策を講じる。イチゴポット育苗におけるドウガネブイブイ幼虫に対する防除について検討したところ、BT水和剤500倍液125mlポット灌注...
3.総合的生物多様性管理(IPM)による病虫制御技術 1)斑点米カメムシ類の生態解明及び発生予察技術の確立 (2)アカヒゲホソミドリカスミカメの分布様式および発生密度と雑草被覆度
研究対象 水稲 戦略 環境 専門 虫害 部門 稲
環境負荷軽減技術の開発試験 3 農薬依存度軽減のための高精度発生予察技術の開発 (2)農薬依存度軽減のための野菜・花き類病害虫の総合防除技術の開 イ 主要花き類害虫の発生生態の解明
摘要 主要花き類害虫の発生実態を調査するとともに、発生実態を解明し、防除対策を講じる。キクの重要害虫であるハダニ類に対する各種殺ダニ剤の防除効果では、アセキノシル水和剤、酸化フェンブタスズ水和剤、...