摘要 目的:県内の水稲湛水直播栽培は、代掻き同時土中点播機の導入や落水出芽技術の定着で、面積が増加してきた。中山間地域でも直播栽培が導入されているので、小区画水田における機械化・省力化について検討す...
中山間地域に適した「コシヒカリ」、「あきたこまち」の湛水直播栽培技術の開発
摘要 既存の農業機械の利用を前提とし、「コシヒカリ」と「あきたこまち」を対象とした中山間地向けの湛水直播栽培技術を開発した。十分な苗立ちを確保するための播種量、倒伏が軽減できる播種深度を確保するた...
水稲、麦、雑穀類、牧草地の機械化省力化研究 1.水稲播種機の性能に関する検討
摘要 目的:県内の水稲湛水直播栽培は、代掻き同時土中点播機の導入や落水出芽技術の定着で、面積が増加してきてた。中山間地域でも直播栽培が導入されているので、小区画水田における機械化・省力化について検討...
寒地中北部向け、早生、高度耐冷性、良食味及び直播栽培適性の水稲品種の開発
摘要 寒地中北部向け早生・高度耐冷性、良食味品種を育成することを目的とする。交配127、生産力予備・本試験462系統程度、上育系統6系統供試。特性検定試験として耐冷性およびいもち病抵抗性試験を行った。また...
摘要 i)「北海90号」は黒根病抵抗性と耐湿性に優れることを確認し、品種登録を行うこととした。「北海90号」は15~17年の三カ年平均で根重7.33t/10a、根中糖分17.81%、糖収量1307kg/10aであった。収量は全道平均...
8.普通作物管理技術の改良 (2)中山間地における水稲湛水直播栽培技術の確立(iii)直播栽培水稲の播種適期の把握
摘要 湛水直播栽培で苗立率60%を確保するには、播種後7日間の日平均気温が15℃以上必要と考えられた。 コシヒカリについて、播種後7日間の平均気温から播種早限を、出穂晩限と発育速度(DVR)を用いた生育ステー...
8.普通作物管理技術の改良 (2)中山間地における水稲湛水直播栽培技術の確立(ii)苗立ち安定化技術の検討
摘要 カルパー粉剤の粉衣処理や種子の加温出芽処理により苗立率が明らかに高くなった。また、活性炭+カルパー粉剤の混合粉衣処理によって、除草剤の水稲への薬害軽減効果が確認された。 研究対象 水稲 戦略 土地...
8.普通作物管理技術の改良 (2)中山間地における水稲湛水直播栽培技術の確立(iv)直播栽培水稲の最適生育量の把握
摘要 直播栽培では、灰色低地土において、幼穂形成期の生育量が移植栽培と同じであれば、総籾数は同程度に確保できるものと考えられた。しかし、移植栽培に比べ倒 伏しやすく、穂肥の管理はやや控えめに行うこ...
中山間地域に適した「コシヒカリ」、「あきたこまち」の湛水直播栽培技術の開発
摘要 既存の農業機械の利用を前提とし、「コシヒカリ」と「あきたこまち」を対象とした中山間地向けの湛水直播栽培技術を開発する。十分な苗立ちを確保するための播種量、倒伏が軽減できる播種深度を確保するため...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発(2)生育の安定化と収量向上 (iv) 湛水土中作溝条播の安定多収のための施肥技術 ウ 全量基肥栽培による生育・収量の安定化
摘要 リニア型溶出区(速効性肥料とLP70を1:1で配合したもの、LP40とLP70を1:1で配合したもの)、シグモイド溶出区(LPS60及び速効性肥料とLPS60を7:3で配合したもの)を比較した。 施肥窒素量を慣行より20%減...
8.普通作物管理技術の改良 (2)中山間地における水稲湛水直播栽培技術の確立(i)田植機を利用した播種技術の検討
摘要 10a当りの播種マットを形成するのに必要な作業時間は4分であった。マット式直播栽培の10a当りの播種作業時間は、点播式直播栽培に比べ3分40秒短く、移植栽培に比べ3分程度長くなった。 研究対象 水稲 戦略 ...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発(2)生育の安定化と収量向上 (iv) 湛水土中作溝条播の安定多収のための施肥技術 イ 側条施肥栽培による生育・収量の安定化
摘要 施肥窒素を15%減じても側条施肥とすることで全層施肥と同等の生育が確保された。肥効調節型肥料の肥効について検討した結果、生育の安定性や収量性を考慮した場合、「側条LP40・70(LP40とLP70を1:1で配...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発(2)生育の安定化と収量向上 (iv) 湛水土中作溝条播の安定多収のための施肥技術 ア 追肥栽培による生育・収量の安定化
摘要 施肥窒素量と追肥時期について検討した結果、本栽培法では穂肥1回栽培を行なう場合、基肥窒素量を移植栽培と同量とし、追肥は10葉期に行なう(窒素0.2kg/a)ことで収量向上が図られるものと考えられた。ま...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発(2)生育の安定化と収量向上 (iii) 生育解析に基づいた生育・栄養診断 ア 生育・栄養診断法
摘要 湛水土中作溝条播栽培について生育・収量の安定化のための生育・栄養診断技術を検討した。目標収量を移植栽培の95%とした場合、倒伏や玄米タンパク質含有率等を考慮した最適籾数は3.2万粒と考えられた。各...
摘要 寒地向け良食味直播適性品種の育成を目的とする。低温発芽性、低温苗立ち性を重点に耐倒伏性、収量性の向上を図った。交配は、14組合せを実施した。道南農試温室を利用して4組合せの世代促進を行った。集団...
8.普通作物管理技術の改良 (2)中山間地における水稲湛水直播栽培技術の確立(v)除草体系の検討
摘要 直播栽培の初期除草剤としてサキドリEW、NC-611フロアブルYH-651フロアブル、テマカットフロフロアブル、草笛フロアブルの5剤が有望と考えられた。 研究対象 水稲 戦略 土地利用型農業 専門 栽培生理 部門 ...
摘要 目的:高乾物生産能力をもつ寒地イネ品種を選択し、飼料成分および消化性などの特性評価を行うとともに、湛水直播栽培における肥培管理技術を確立する。計画:1)寒地向け飼料イネ品種の選定と窒素施肥法の...
摘要 本県をふくむ、やませ気象地域では平成15年の異常低温により障害型不稔や穂いもちの被害が発生し、水稲の作柄を品質が大きく低下した。そこで冷害監視モデルの高度化をメインテーマとしながら、有機栽培の...