亜熱帯気候を利用した世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立(172)
摘要 低コスト・高付加価値稲品種の育成を目的として、各育成地では直播栽培適性や耐病虫害性を備えた内外の育種素材が母本として利用されている。日本品種と外国品種との交雑後代では一般に固定に長期間を要する...
亜熱帯気候を利用した世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立(174)
摘要 低コスト・高付加価値稲品種の育成を目的として、各育成地では直播栽培適性や耐病虫害性を備えた内外の育種素材が母本として利用されている。日本品種と外国品種との交雑後代では一般に固定に長期間を要する...
亜熱帯気候を利用した世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立
摘要 低コスト・高付加価値稲品種の育成を目的として、各育成地では直播栽培適性や耐病虫害性をそなえた内外の育種素材が母本として利用されている。日本品種と外国品種との交雑後代では一般に固定に長期間を要す...
摘要 潅水土壌中直播栽培適応品種の低酸素濃度下での発芽生育特性を、特にエチレンに対する反応の解析により解明した。その結果、適応品種は対照品種に比べ、0~21%O2下での鞘葉伸長が大きいが、葉と根の伸...
東南アジアにおける農業技術の定着と農民組織に関する調査研究-マレイシア・ムダ地区における直播栽培普及の地域差-
摘要 ムダ地区から選定された6村について、直播栽培の導入時期を調査した結果、早い村では1979年から、また最も遅い村では1983年であることがわかった。さらに、直播栽培普及率が20%から80%に達す...
摘要 水稲二期作における直播栽培に適した機械化技術体系を請負農作業方式との関連のもとで確立するための現地調査を11月から12月にかけて実施した。現地では、水田の耕起や収穫作業の多くは請負により行われ...
マレイシアの直播水稲栽培における主要水田雑草の生態解明と制御法の開発
摘要 マレイシア・ムダ潅漑地区では、1980年以降労働力の不足から水稲直播栽培が広がったが、直播栽培の急速な導入は雑草の多発化をもたらし、生産性の安定化のためには雑草問題の解決が不可欠となっている。...
マレイシアにおける熱帯農業研究の調整及び指導並びに水稲直播栽培の定着条件に関する研究(110)
摘要 今年度は、ムダ地区の稲作農家を対象に実施した農業経営調査結果と、MADAが1976年から公表している作期別米生産費調査結果を比較考察し、直播稲作への移行を促した経営内部条件を検討した。その結果...
摘要 熱帯2期作水稲栽培における直播用水稲品種の具備すべき生理・生態的諸特性を、収量および収量構成要素の解析を通じて明らかにする。収量および収量構成要素に有意な品種間差が認められ、直播適性に品種間差...
東南アジアにおける農業技術の定着と農民組織に関する調査研究-マレイシア・ムダ地区における農業生産基盤の変化-(1)
摘要 本年度は、昨年度に引続き1973年に行われた調査村6村を対象に農業技術、特に直播栽培の定着に係わる農業構造の変化について全戸悉皆調査を行った。調査は農家331戸、非農家97戸の計428戸である...
ムダ潅漑地区における初期潅水期の水管理に関する研究(104)
摘要 ムダ地区農家圃場にてモータグレーダおよびトラクタによる圃場均平試験を実施し機械の種類による改善度の違いと良好な苗立確保に必要な圃場均平度を調査した。モータグレーダではレーザーコントロールシステ...
摘要 マレイシアでの現行の食味試験を改め、基準品種を用いた相対評価法による食味試験を開始した。評価項目は炊飯米の白さ・光沢・砕米比率・固さ・粘り・香り・味・総合・カレーライスでの食味とした。インド型...
世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立-雑種集団の世代促進-(21)
摘要 国立稲育種研究室の育種材料の育種年限を短縮するため、亜熱帯の気象条件を利用して年間1作、2作、3作世代促進栽培した。1作型は九州農試の30集団、2作型は181集団、3作型は19集団、合計で23...
東南アジアの二期作田の水稲直播栽培における雑草発生相の解明(120)
摘要 東南アジアのかんがい水田では二期作が多く行われているが,近年急速に直播栽培技術の導入が図られている。各国とも直播栽培では雑草害の発生が大きな障害となっている。有効な防除対策を確立するためには,...
摘要 かん水土壌中直播栽培適応品種のスクリーニングを行い,適応品種の多くは東インドおよびバングラディシュに起源をもつアウス栽培稲および深水稲であることが判明した。発芽種子の鞘葉の伸長は内性エチレンに...
摘要 熱帯の水稲二期作生産において、直播栽培に適用できる生態的・耕種的雑草防除法の開発を目的として、マレイシア・ムダ潅慨地区とインドネシアにおける水田雑草の発生状況と残存程度を調査した。マレイシア直...
マレイシアにおける熱帯農業研究の調整及び指導並びに水稲直播栽培の定着条件に関する研究(117)
摘要 前年度に続き、1)ムダ潅漑地域で水稲二期作が始まる1970年代以降、主としてケダ州政府及びMADAで公表された文献と統計を収集し、過去20年にわたる稲作農業の動態過程を整理した。次に、2)移植...
摘要 ムダ地域における普及品種MR84を用いて施肥,および播種方法(散播,条播,移植)の生育,収量に及ぼす影響についての検討を行った(1991年第2作)。その結果,最高精籾収量7.5t/haが得られ...
熱帯地域における水稲直播栽培技術の確立―潤田直播栽培の苗立における湛水深と水温の影響―(114)
摘要 潤田直播栽培では代かき後排水し、潤田状態で播種を行う。圃場内に湛水が残存するとそこでの苗立は酸素不足と高水温のため苗立が悪くなる。本研究では水深と水温が苗立に与える影響を明らかにするため熱帯稲...
ムダ潅漑地区における初期潅水期の水管理に関する研究-直播栽培における水管理実態-(109)
摘要 ムダ潅漑地区の末端水管理の実態について農家からの聞き取り調査(代表4地区100農家)を実施し直播普及後の水管理の変化について分析した。その結果、(1)栽培方法を移植から直播に変えた理由は『移植...