摘要 1. タバコが生産するジテルペノイドの一種スクラレオールは、難防除土壌病害である青枯病に対する抵抗性を、植物種を問わず誘導する。病害スペクトラムの調査の結果、スクラレオールはネコブセンチュウに...
摘要 1.イネいもち病菌は、感染器官の表面をα-1,3-グルカンで覆ってイネの自然免疫から逃れている。イネいもち病菌と進化上非常に遠い関係にあるイネごま葉枯病菌や紋枯病菌もイネいもち病菌と同様に感染時にα-...
摘要 1. いもち病菌は付着器を形成して植物に侵入する。付着器形成は感染の鍵となっており、菌が植物表面を認識すると誘導される。付着器形成誘導の分子機構を理解するために、植物表面に接触した際にいもち病...
摘要 スクラレオールによる青枯病抵抗性の誘導について、シロイヌナズナ欠損変異株を用いて検討した結果、abi4(アブシジン酸のシグナル伝達に関わるABI4の欠損株)のスクラレオール依存的な抵抗性の減衰を明らか...
青枯病菌 Pseudomonas solanacearumの病原性関連遺伝子の検索・単離(30)
摘要 Pseudomonas solanacearum MAFF 301520株の病原性変異株2菌株からTn5挿入部位をプローブにして野生株ゲノムライブラリーよりハイブリダイズしたクローンを選抜した...
摘要 1997、98年に高知県で発生が確認されたショウガ立枯症の病原菌について検討した。罹病植物からTTC培地で分離された白色、流動性の細菌は、接種試験によりショウガに原病徴を再現したほか、トマト、...
青枯病菌Pseudomonas solanacearumの病原性関連遺伝子の検索・単離(23)
摘要 日本および東南アジア産の各種罹病植物から分離された青枯病菌(Pseudomonas solanacearum)についてトマト、ナス等に対する接種試験を行った結果、分離地域、分離源およびbiov...