摘要 1. タバコが生産するジテルペノイドの一種スクラレオールは、難防除土壌病害である青枯病に対する抵抗性を、植物種を問わず誘導する。病害スペクトラムの調査の結果、スクラレオールはネコブセンチュウに...
摘要 キュウリ褐斑病・うどんこ病、ピーマン黒枯病・うどんこ病等殺菌剤10剤、ピーマン、トマト、きゅうりのアブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類殺虫剤13剤の薬効、薬害試験を実施し、農薬登録取得および...
摘要 1.クワ乳液由来の耐虫性タンパク質MLX56の耐虫メカニズムを解明するため、中腸内のキチンで構成される囲食膜といわれる構造体への作用を調べたところ、MLX56を摂食したエリサン幼虫では囲食膜の異常な肥厚...
摘要 1.イネいもち病菌は、感染器官の表面をα-1,3-グルカンで覆ってイネの自然免疫から逃れている。イネいもち病菌と進化上非常に遠い関係にあるイネごま葉枯病菌や紋枯病菌もイネいもち病菌と同様に感染時にα-...
MAMPs受容体の増強、高機能化による病害抵抗性付与技術の開発
摘要 イネMAMPs受容体を高発現する形質転換イネのいもち病抵抗性評価の結果、OsCERK1受容体キナーゼを過剰発現するイネでは病害抵抗性が向上する結果を得た。一方、キナーゼデッド型のOsCERK1やC-末端にmyc-tagを...
摘要 スクラレオールによる青枯病抵抗性の誘導について、シロイヌナズナ欠損変異株を用いて検討した結果、abi4(アブシジン酸のシグナル伝達に関わるABI4の欠損株)のスクラレオール依存的な抵抗性の減衰を明らか...
摘要 1. いもち病菌は付着器を形成して植物に侵入する。付着器形成は感染の鍵となっており、菌が植物表面を認識すると誘導される。付着器形成誘導の分子機構を理解するために、植物表面に接触した際にいもち病...
摘要 1.根粒共生について、病害抵抗性や菌根共生シグナルとの相違点を視野に入れつつ解析を進めた。根粒菌Nod Factor受容体LjNfr1とキチンオリゴ糖エリシター受容体AtCERK1の細胞内キナーゼ領域の機能を比較解...
MAMPs受容体の増強、高機能化による病害抵抗性付与技術の開発
摘要 イネキチン受容体を構成するCEBiP、OsCERK1およびβグルカン受容体候補OsTHRK1それぞれの遺伝子を過剰発現する多数のイネと培養細胞を作出し、材料の整備が進んだ。タバコBY-2細胞により、LysMモチーフを欠損...
摘要 1.マメ科モデル植物、ミヤコグサにおける根粒共生の初期過程で作用するCCaMKの機能ドメインを詳細に解析するとともにシグナル伝達初期過程に関与する遺伝子の機能をより詳細に解明するために部位特異的プ...
摘要 1.根粒菌・菌根菌の感染に必要なCyclops遺伝子を同定し、その産物がCCaMKと相互作用し、CCaMKによってリン酸化を受けることを見いだした。新規の機能獲得型ミヤコグサCCaMKを構築し、従来の機能獲得型CCaM...
砂丘地基幹野菜の生育障害対策研究、1)サツマイモの生育障害防止技術の開発、(1)高PH砂土での皮色向上対策の検討、(1)堆肥の施用効果の検討
摘要 目的:富来地区では葉タバコ廃作の遊休地対策として、サツマイモの導入が検討されている。しかし、当該畑は土壌pHが高く、上位葉の黄化症状や皮色の低下などが発生して問題となる。そこで、堆肥の施用が土壌...
摘要 目的:本県において問題となる農作物の病害虫・雑草の防除のため、安全で有効な新農薬の効果的な使用法の実用化を図る。また、有用な肥料・新資材の実用化を図る。、結果:(1)殺菌・殺虫剤66剤、生物農薬2...
摘要 1.ミヤコグサCSPの構成因子であるCCaMKはCYCLOPSとの相互作用を通じて根粒器官形成と感染糸形成の両方を制御するキー因子であると考えられた。またその恒常的活性型タンパク質をコードする遺伝子の導入実...
摘要 (1)Ca非依存的活性型のCCaMKを種々の共生変異体に導入することによりCCaMKが根粒形成プログラムのみに関与し、菌の感染受容シグナル伝達経路はこれとは独立に存在すると考えられること、感染糸形成に関わるL...
砂丘地基幹野菜の生育障害対策研究 1) サツマイモの生育障害防止技術の開発 (1) 高pH砂土での皮色向上対策の検討 (i) 堆肥の施用効果の検討
摘要 目的:富来地区では葉タバコ廃作の遊休地対策として、サツマイモの導入が検討されている。しかし、当該畑は土壌pHが高く、上位葉の黄化症状や皮色の低下などが発生して問題となる。そこで、堆肥の施用が土壌...
摘要 変異誘起による新品種育成,花きの糸状菌病害抵抗性付与技術の開発。シンテッポウユリの種子またはアジアティックユリ由来のカルスにイオンビームを照射し,花色と花型で商品価値の高い変異系統を選抜する。...
摘要 CaM 結合タンパク質MAP kinase phosphatase (NtMKP1)が、MAPキナーゼの一つである SIPKの活性化を抑制すること、別のMAPキナーゼであるNtMPK4がジャスモン酸の下流で植物の病傷害及びオゾンストレス応答に関...
葉たばこ栽培における総合病害虫管理技術の確立(1)立枯病菌密度測定法の開発 (i)立枯病菌密度測定法の開発 (ii)立枯病菌密度別防除法の開発 (iii)立枯病抑制資材の探索
摘要 立枯病菌の病原性遺伝子配列からプライマーセットを作成した。既存の選択培地では、検出できない土壌中の立枯病菌を液体選択培地とPCRとの組み合わせにより検出可能となった。研究成果の組み立てと現地実...