
(5)ビワを加害するカメムシ類の発生生態と防除、 (要望課題)
摘要 ビワにおけるカメムシ類の防除時期の判断を可能にするため、寄主植物上での動態と従来のフェロモントラップによる発生消長との関係を明らかにし、発生予察法の高精度化を図る。さらに、果実袋や黄色蛍光灯...

摘要 ビワにおけるカメムシ類の防除時期の判断を可能とするため、寄主植物上での動態と、従来のフェロモントラップによる発生消長との関係を検討し、発生予察法の高精度化を図る。さらに、果実袋や黄色蛍光灯な...

生物機能を活用した果樹カメムシ類の画期的減農薬防除技術体系の開発 (3)果樹カメムシ類の誘導防除法の現地実証
摘要 ビワの被害軽減を目的に誘導防除装置(殺虫剤塗布ネットに集合フェロモンとブラックライトを組み合わせたトラップ)1基を設置した結果、2か月間に13万頭以上の果樹カメムシ類を誘殺したが、ビワの被害果が...

89.地上部害虫の発生生態と防除(1)暖地果樹及びソテツを加害するカメムシの発生生態と防除(要望課題)
摘要 ビワにおける果実袋の改良試験と薬剤の防除効果を検討したところ、果実袋を改良した二重袋の防除効果が認められたが、大袋の防除効果は低かった。薬剤防除ではアドマイヤーフロアブル、ロディー水和剤で実用...

摘要 ツマグロヨコバイ唾液腺ラッカーゼcDNAを大腸菌で発現させ、可溶性画分に塩化銅を添加したところラッカーゼ活性が確認された。また、ツマグロヨコバイがイネを摂食した後の口針鞘にリグニン化が認められた。...

16.害虫に対する新農薬の効果検定(1)主要害虫に対する新農薬の効果検定と実用性
摘要 飯岡町、成田市及び市原市において複合交信攪乱剤性(コンフューザーV)の防除効果を明らかにした。また、ナシのハダニに対する新規薬剤及び数剤の防除効果を明らかにした。 ビワの果樹カメムシ類に対する...

12.地上部害虫の発生生態と防除(2)暖地果樹およびソテツを加害するカメムシの発生生態と防除(要望課題)
摘要 ビワを加害する果樹カメムシ類に対して二重袋等果実袋の改良と防虫ネットによるカメムシ被害回避効果を検討した。二重袋と4mm目合いの防虫ネットで被害回避効果が認められた。 研究対象 ビワ・カンキツ・...

11.生物機能を活用した果樹カメムシ類の画期的減農薬防除体系の開発(2)果樹カメムシ類の新型トラップ設置方法に関する研究
摘要 周囲を林地に囲まれた露地圃場に24基のボトルトラップを設置した試験より、トラップ設置場所は林縁より開かつ地が適していると考えられた。チャバネアオカメムシのトラップ誘殺数と風向について一部関連付...

6.地上部害虫の発生生態と防除(3)暖地果樹およびソテツを加害するカメムシの発生生態と防除
摘要 ビワを加害する果樹カメムシ類に対し、二重袋等果実袋の改良によるカメムシ被害回避効果を所内及び現地試験で検討したところ、本年は果樹カメムシ類が多発生し、被害の軽減は確認されたものの、その効果は...

摘要 ツマグロヨコバイの唾液腺に存在するβ-グルコシダーゼは、摂食時に唾液として吐出されており、3つのアイソザイムより成ることがわかった。ブタクサから、ブタクサハムシの摂食刺激物質として、トリテルペノ...

摘要 ツマグロヨコバイの唾液腺に含まれるフェノール酸化酵素(PO)活性は、羽化後12日間を通じて一定しており、抵抗性イネ品種を与えても新たな誘導はなかった。唾液腺POはアセトン沈殿により80%回収されたが(...