摘要 種子繁殖を行う一年生雑草における種内変異の実態とそれらの雑草制御での意義を、全国各地から収集したイヌホタルイ、コナギおよびシロザを用いて調べた。各草種とも、高緯度産の系統ほど出穂・開花と結実が...
摘要 近年、水系での農薬の動態の監視が強化され、初期剤を中心に水田用除草剤の散布量の低減化が望まれている。そこで、雑草の発生・生育予測法の精度向上と適正な要防除水準の設定を図り、地域の条件に適した除...
摘要 近年、草地に見られる新帰化雑草の種数及びその生育面積は拡大傾向にあり、それらが蔓延する前に早急な対策を取る必要がある。しかし、それら新帰化雑草の我国における生育及び繁殖特性、自然及び人為的環境...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発 ショクヨウガヤツリ,ナガボノウルシ,ヒエ類,キンポウゲ属等
摘要 近年九州地域の水田に侵入した新帰化雑草の、地域水田条件下での生理・生態的特性については、ショクヨウガヤツリ、アメリカミソハギ、イボミキンポウゲ、トゲミノキツネノボタン等で検討されてきた。しかし...
マレイシアの直播水稲栽培における主要水田雑草の生態解明と制御法の開発
摘要 マレイシア・ムダ潅漑地区では、1980年以降労働力の不足から水稲直播栽培が広がったが、直播栽培の急速な導入は雑草の多発化をもたらし、生産性の安定化のためには雑草問題の解決が不可欠となっている。...
水田周辺における非農耕地植生の生態と管理技術の開発(117)
摘要 水田周辺の非農耕地植生の調査結果から312種の草種が確認され,この内,クサネム,アメリカセンダングサ,クログワイ,オモダカ,ホタルイ類など水田雑草として注目されている草種が問題で,未管理休耕田...