周産期におけるカルシウム及びリン代謝機構の解明と利用技術の開発(191)
摘要 周産期における乳牛のカルシウムとリン代謝機構を解明し、それらの有効利用技術を開発する。アルファルファ給与牛ではカリウムの吸収率が高く、また分娩時に血漿中のPTH濃度の上昇しなかった牛はCa濃度...
ラップ乾草の格付け基準策定のための品質評価指標の確立(173)
摘要 12年度は水分40%以下のアルファルファラップ乾草について、飼料成分、発酵品質、消化率及び採食性を調査した。その結果、原料草が同一であれば水分含量が異なっても上記成分に差は認められないこと、発...
摘要 現地実証農家(3戸)について、経営概況や作業構造・収益構造を明らかにし、経営モデル策定のための基礎数値を得た。3戸の農家は同程度の経営規模(約30ha)で単播アルファルファを導入しており、また...
摘要 試験期間中にアルファルファ3群、121点、4290個体、アカクローバ2群、56点、2512個体、ガレガ1群、14点、420個体の一次特性を調査した。また、アルファルファの収集エコタイプおよび導...
摘要 乳牛の飼料利用性および生産性に関与する重要な要因である反芻胃通過機構を明らかにする目的で、微細化および繊維消化と反芻胃通過との関係を検討した。その結果、生草舎飼と放牧時では通過速度に有意差が認...
Metarhizium anisopliaeによるアルファルファタコゾウムシの防除
摘要 侵入害虫アルファルファタコゾウムシを硬化病菌の一種Metarhizium anisopliaeを用いて防除する方法を開発するため、分離源の異なる3株のM. anisopliaeをアルファルファタコゾウムシ幼虫に接種しての病原力...
摘要 北方圏におけるアルファルファ栽培において、生産性および適応性を制限する最も重要な要因である耐凍性について、分子マーカー地図を利用し、QTL解析を行い、耐凍性向上のための効率的な育種法を開発する...
摘要 単播アルファルファを基幹とした高品質飼料生産システムを構成する諸技術が開発されつつある。当課題は、これらの開発技術あるいはシステムが農家および地域的に導入され普及するための条件の解明と、地域に...
摘要 畑地型酪農経営では購入飼料への依存度が高まり、飼料価格の変動による収益不安定化や濃厚飼料多給による生産病の増加等が指摘され、高品質自給飼料生産の拡大による購入飼料費の節減等が望まれている。当課...
フォレージマットメーカの開発による牧草収穫システムの開発(216)
摘要 初期のつまり等のトラブルの多かったファレージマットメーカの搬送部や摩砕・圧縮部を改良し、新たに試作した空気タイヤを用いたフォレージマットメーカは、簡単な機構でつまり等のトラブルもなく、作業速度...
摘要 つまり等のトラブルが多かったフォーレージマット0号機を改良し、摩砕・圧縮部に空気圧タイヤを用いたフォレージマットメーカ1号機を新たに試作した。強制送り装置や空気圧タイヤ等により、つまり等のトラ...
ラップ乾草の格付け基準策定のための品質評価指標の確立(188)
摘要 11年度はアルファルファラップ乾草について、牛の嗜好性と飼料成分、栄養価、発酵品質及び香気成分との関係を調査した。その結果、嗜好性は酢酸含量及びアルコール類等の香気成分と関連のある可能性が示唆...
摘要 調製方法の異なるアルファルファサイレージ給与では、牛からのメタン発生量に調製方法による差異はなかった。乾乳牛と妊娠牛の試験では、乾物摂取量が増加するとメタン発生量が増加した。
土壌表面に播種したマメ科牧草の幼根の形態と発芽行動の解明(180)
摘要 マメ科牧草の発芽後の主根の貫入行動過程を大別すると、■根の膨張、■根毛の発生、■根先端部の尖鋭化の3つの過程が観察された。根毛は発芽培地の捕捉力の点ではそれほど大きな作用をせず、主に「先端部の尖...
摘要 アルファルファ単播草地の安定的な造成技術を開発するため、除草剤処理同日播種法における播種床の放置期間を雑草の発生パターンから検討し、5月1日頃の造成の場合には30日~40日放置期間が適当である...
摘要 新草種ガレガの北海道へ導入するに当たって、サイレージ調製試験、チモシーとの混播試験、混播における播種量試験および実規模の混播試験を実施した。ガレガのサイレージの原料段階の特徴として、乾物率が高...
摘要 道東地域における安定栽培に貢献する耐寒性の向上を目的として育成した北海1~4号の地域適応性、耐寒性、耐雪性および採種性等を調査した。播種当年の収量は、各系統とも標準品種であるマキワカバとほぼ同...
摘要 寒地、寒冷地の適応性が高いアルファルファ品種を育成するため、236系統の後代検定試験(2年目)、1600個体の基礎集団の調査(1年目)および育成系統からの採種を行った。後代検定試験において、永...
摘要 28品種・系統のアカクローバの特性調査(2年目)、43品種・系統のアルファルファの特性調査(4年目)および34品種・系統のアルファルファの特性調査(1年目)を行った。また、育種素材化の課題とし...
摘要 十勝地域の酪農経営で栽培されているアルファルファは、チモシーとの混播利用で、細切サイレージに調製され、搾乳牛1日1頭あたり6~27■(原物)が30~365日間給与されている。アルファルファの導入...